名探偵ホームズ 消えた花むこ (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062851947

作品紹介・あらすじ

ホームズ・シリーズはじめての方にもおすすめです

名探偵、敗れる!?
結婚式当日に花むこが突然消えた! 名コンビ、ホームズとワトソンが驚くべき真相に迫る!

結婚式の当日に教会へ向かう馬車から消えてしまった花むこを、シャーロック・ホームズがあざやかにさがし出す表題作『消えた花むこ』ほか、『ボスコム谷のなぞ』『マスグレーブ家の儀式(ぎしき)』と、ホームズがその能力を認め、唯一尊敬する女性が登場する注目作『ボヘミア王のスキャンダル』の4編を収録した傑作短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 短編がいいかな

  • 今回も面白かった!
    ホームズの話は、お医者さんの問診みたいに
    症状を訴える→丁寧な証拠集め・理知的推理→意外な真相が明らかに!というしっかりした構成で安心感がある。

    そして改めて、キャラクターの描き方がピカイチだなぁと思った。ホームズ、ワトソンはもちろんのこと、アイリーン・ノートン(旧姓アドラー)との絶妙な距離感、大学時代の友人マスグレーブくんなんかもホームズの学生時代を想像させるキャラクターでいい。上品でおしゃれで痩せてて目が大きくて、いかにも高慢そうに見えるが実は人見知りの裏返しだったという…なんとも想像力を刺激してくるキャラクターである。コナン・ドイルは漫画を描かせても上手いかもしれない。
    ホームズがアイリーン・アドラーについて話す時の「the woman」を「あの人」と訳したのいいな。シンプルな中にも、尊敬する思いが感じられる呼び方、素敵。

  •  シャーロキアンというわけでは全然ないけど、それなりに何作もホームズの作品読んでるし、パスティーシュとかも読んでるから、いろいろとごっちゃになってるんだろうけど。
     ボスコム谷みたいなパターン、多くない? て思った。

  • アイリーンが出てくる話、初めてちゃんと読んだわ。
    面白かった、ボヘミア王の醜聞。
    ホームズが来るのを想定して写真をすり替えておいたのも凄いし、ホームズだと思い至って変装してすぐ会いに行く度胸も凄い!
    頭がキレて度胸もあって、その上どびきりの美女とかそれはホームズが尊敬する訳だ。
    変装はホームズも得意とするところなのに欺いたのは本当に凄いことなんだろうなぁ。
    アイリーンのことを“あの人”呼びするホームズにニヤニヤしてしまうのは仕方ないよね?笑

    ホームズが探偵を始めたばかりの頃の事件、マスグレーブ家の儀式が新鮮だった。
    ホームズ、探偵業駆け出しでも推理力は健在だった。
    昔からだったんだな。
    というか、学生時代に親しくしていた友人がいたことに驚いた(笑)

    消えた花むことボスコム谷も読んだのだけど、上2つの話が印象的過ぎた。
    また読み直そう。

  • ホームズの唯一の人、アイリーンがでてきます。

    小4息子は花むこと花よめの区別すらついてない様子だったけれども、それでもやっぱり面白いらしく黙々と読み進めていました。わかるわー

  • 大好きなアイリーンが初めて出てきた話。映画やコナンでしか知らないから、アイリーンの設定がちがくてビックリ!!

  • 中・上級~。TVアニメ「コナン」が大好きなシャールックホームズだと紹介したら、またたくまに図書館から貸出に動いた本。

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