学校は誰のものか──学習者主権をめざして (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (2)
  • (1)
  • (8)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 51
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062879095

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学校、塾、政府の教育関係委員等を経験した著者による教育論。どちらかと言うと、生徒、先生、学校管理職、教育委員会、国の制度設計、市場原理に位置する塾や私学などの存在、などを巡るあり方論。

    究極の対人職でありかつ、親を満足させる顧客満足や、進学実績や学力テストなどでも実績を図られ、なおかつ国の方針も守り、教職員の資質向上やハラスメント教師や怠慢教師の排除なども目を光らせないといけない。

    ステークホルダーと目的が多すぎ、おかしくなりそうな職業だなと思う。

  • 〈図書館で借りた〉

    上辺だけのお利口さんな意見が書かれているわけではないので、面白かった。

    ウエの方の悪口言っちゃう前に、誰かがどす黒い世界を引き受けてくれるおかげで子どもと教室で関われているということに感謝する気持ちを忘れちゃいけない。

  • 公立の高校の教師、校長、塾の経営者をへた著者が、学校の教育論について書いている。
    ゆとり教育や教育委員会制度、日教組への批判も書かれているが、基本的なスタンスとしては学校は学習者、つまり生徒のためにあるということを述べており、そのためにいろいろな立場の人がどうあるべきか述べられている。

  • 「学習者のためのもの」と信じて仕事をしているつもりですが、世の中では必ずしもそうはとらえられていないようなのが悲しいです。

戸田忠雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×