思索の源泉としての鉄道 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882859

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  • 「鉄道ひとつばなし」シリーズのパート4。タイトルが違うのでそう思わず手に取ってしまった。中身はいつもの原ワールドだが、JR東に対する憤りは同感。

  • <目次>

    第1章  東日本大震災と鉄道
    第2章  天皇・皇后と鉄道
    第3章  沿線文化の起源
    第4章  断たれた鉄路を行く
    第5章  鉄道をめぐる記憶と文学
    第6章  乗客の横顔
    第7章  鉄道復興の限界
    第8章  海外の鉄道で考える
    第9章  よみがえる「つばめ」「はと」

    <内容>
    新しいタイトルだが、『鉄道ひとつばなし』の第4弾。東日本大震災もあり、タイトルを変更した模様。序のところとあとがきでいろいろ書いてあるが、変えた理由がよくわからない…。内容的には、東日本大震災後、三陸地域のJR東日本の対応がいいかげんと、批判の部分が多い。またJR東海の新幹線神話に対してもやや批判的(第9章)。第2章が原さんらしいか…

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著者プロフィール

1962年生まれ。早稻田大学政治経済学部卒業,東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授,明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『皇后考』(講談社学術文庫)、『平成の終焉』(岩波新書)などがある。

「2023年 『地形の思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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