原武史のおすすめランキング

プロフィール

1962年生まれ。早稻田大学政治経済学部卒業,東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授,明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『皇后考』(講談社学術文庫)、『平成の終焉』(岩波新書)などがある。

「2023年 『地形の思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

原武史のおすすめランキングのアイテム一覧

原武史のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)』や『「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史 (新潮文庫)』や『昭和天皇 (岩波新書 新赤版 1111)』など原武史の全179作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)

480
3.71
原武史 2010年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

p.23 最後 滝山コミューンの定義 p.179 最後 筆者の違和感 どこまでが事実で、どこからが自分の意見なのかということを明確に分けて書いているため... もっと読む

「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史 (新潮文庫)

318
3.59
原武史 2011年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

気鋭の日本政治思想史学者・原武史氏による、哲学概論ならぬ「鉄学」概論であります。 むろん原氏のことでありますから、鉄道を語るのではなく、鉄道を介して日本... もっと読む

昭和天皇 (岩波新書 新赤版 1111)

308
3.36
原武史 2008年1月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宮中祭祀官としての昭和天皇像。 戦争中に天皇ができることは、神に勝利を祈ることだけだったのだろうか。しかし、天皇の重要な仕事は「祈る」ことだったのは... もっと読む

鉄道ひとつばなし (講談社現代新書)

299
3.48
原武史 2003年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【目次】(「BOOK」データベースより) 序章 思索の源泉としての鉄道/第1章 天皇と鉄道/第2章 鉄道をめぐる人物論/第3章 急行・特急・通勤快速/第4... もっと読む

団地の空間政治学 (NHKブックス)

273
3.52
原武史 2012年9月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 URの議論をすると、公団自治会の政治力の話がよくでる。なんとなくわかっていたが、この本は、具体的な団地ごとの政治勢力がどう生まれてきたかという観点でよむ... もっと読む

絶版本

268
3.43
古田徹也 2022年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『絶版本』をテーマに語る、24名のエッセイ。 ・柏書房編集部―いまこそ語りたい、あの一冊 24名のエッセイ。対談も有り。 編集後記、選者一覧有り。 ... もっと読む

地形の思想史

245
3.26
原武史 2019年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

岬、峠、島、麓、湾、台、半島に実際に足を運び、その地に根付く伝説や住まう人々に触れることで、地形と思想との関係を見出そうという試み。 皇太子一家が訪れ続... もっと読む

滝山コミューン一九七四

243
3.51
原武史 2007年5月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昔は「団地」。自由と民主主義がテーマ。受験、みんな平等、学校現場、戦後社会の虚像、、、理想と現実、社会の意味とは? もっと読む

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。

226
3.38
原武史 2019年2月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 政治学者であり,なおかつ鉄学者である原武史さんと,小説家の三浦しをんさんの対談。  哲学じゃないですよ。鉄学です。鉄道オタクです。  三浦しをんさん... もっと読む

平成の終焉: 退位と天皇・皇后 (岩波新書 新赤版 1763)

212
3.67
原武史 2019年3月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

平成の天皇皇后両陛下は、全国津々浦々を巡り、マイホーム主義を体現し、被災地では自ら膝をついて被災者を労われた。 この「国民と目線を合わせる」姿勢は、右派か... もっと読む

レッドアローとスターハウス: もうひとつの戦後思想史

211
3.51
原武史 2012年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全396頁の最後の2頁前に出てくる「戦後思想史を一国レベルで語ることの危うさ」がこの大冊の要点だろう.西武沿線の団地の歴史を詳細に述べているが,出てくる事... もっと読む

<出雲>という思想 (講談社学術文庫)

199
3.69
原武史 2001年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治初期の神学をめぐる出雲(オホクニヌシ)と伊勢(アマテラス)の論争を、本居宣長が初めて言及した「顕」と「幽」の考え方を手がかりに、彼の思想の系譜をたどり... もっと読む

「昭和天皇実録」を読む (岩波新書)

196
3.36
原武史 2015年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/706049 もっと読む

大正天皇 (朝日選書 663)

194
3.55
原武史 2000年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久方ぶりに手に取りましたが、面白かったぁ。 なかなかに評価の難しい歴史上の人物なんだろうなという気がする。要するに異端なんだと思います。時代・見方・立場に... もっと読む

鉄道ひとつばなし 2 (講談社現代新書)

193
3.48
原武史 2007年4月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

完全なる鉄オタの話じゃないところがよい もっと読む

知の訓練 日本にとって政治とは何か (新潮新書 578)

184
3.60
原武史 2014年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本にとって政治とは何か、このサブタイトルに従って大学の講義形式で政治と天皇家の政事(まつりごと)を比べその本質を綴っていく。その観点は「時間と政治」にお... もっと読む

団地の時代 (新潮選書)

181
3.52
原武史 2010年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

政治学者と作家による団地をテーマにした対談本。自身の体験に始まり、地理や政治、そして文化など、様々な観点から団地の歴史を語っていく。 この手の対談本... もっと読む

「線」の思考 (新潮文庫 は 50-3)

172
3.67
原武史 2023年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内容というより、「線」の思考そのものに面白さを感じる。 電車が走る「路線」に、どんな歴史的な意味があるのかを辿りながら、景色や食事に踏み込んでいくの... もっと読む

震災と鉄道 (朝日新書)

166
3.07
原武史 2011年10月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東日本大震災における各ローカル線とJR東日本の対応について、また今後の鉄道の役割についてまとめた本。全体的にJRに対して否定的なスタンスであるのは割り引く... もっと読む

「松本清張」で読む昭和史 (NHK出版新書 586)

165
3.65
原武史 2019年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かったです。 松本清張はまだあまり読めていませんが、既読の作品や観た映像化でも昭和の暗部のようなものが描かれてるなと改めて気付かされました。「砂の器... もっと読む
全179アイテム中 1 - 20件を表示
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