- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062910002
作品紹介・あらすじ
愚者か?悪人か?聖者か?地獄は一定と覚悟し、真実を求めて時代の闇を疾走する青春群像。
感想・レビュー・書評
-
たまたま図書館の返却棚にあった所を目に止まって借りた本。
親鸞。日本人なら名前だけは知っている有名人。宗教的な人だけど、お恥ずかしいながら実在するのかも私は知らなかった。
「人はなぜ苦しんで生きるのか。どうすれば救われるのか。悪人は、亡くなったあとどこへいくのだろうか」というほぼ哲学やん?!という悩みを持ち続けて修行する。
真面目な難しい本なのかと思いきや、親鸞さんも色恋に悩んだり、そもそも仏って何?いるの?って疑問をもったり、人間くさいところが書かれてて非常に読みやすかった。
この本が目に止まったのも何かの縁ということで下巻も読みます!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親鸞の生い立ちから、勢いのある文章で描かれる。思わずペ-ジをめくっていまう。
-
親鸞は仏の真の姿を求め続け、どれほど修行に打ち込もうとも、
おのれの消えない迷いに苦悶しながら、その先に何を見出したのだろうか。
平易な文章でありながら、描かれる人物達は実に生き生きとしていて
大変読応えがあると思いますよ。
中高生でも十分読めるはずです。 -
浄土真宗の開祖、親鸞聖人の少年時代の話し。
ここ数年、仏事の喪主施主を務める機会が多くお坊さんの説法を聞くことが多かったので読んでみようと思った本。
少年らしい好奇心、利発さ、それと同時に、なぜ後に親鸞聖人としての生涯を歩んでいくのかと想像させる。
浄土真宗という宗派に関係なく、平安末期の時代背景や日本の仏教に興味がある方は興味深く読み進められると思う。 -
2023/3/23
面白いよ、下巻も読もう。 -
瓦、小石、つぶてのような者たちとして、
加茂の河原を故郷のように懐かしむ。
物語の始まりは、加茂の河原であった。
この、上巻の終わりもまた加茂の河原であった。
加茂の河原は、物語を通じて、大切な場所として語られる。
多くの人々と出会い、別れ。
そんな物語の始まりの1冊。 -
とっつきにくいだろうか、と読み始めたが、あっという間だった。ひとりの男が少年から青年へと年を経て、自問し、成長していく物語。ほんとに大河ドラマみたい。
-
図書館にあるけど226人待ち...
【要約】
・
【ノート】
・