醒睡笑 全訳注 (講談社学術文庫)

  • 講談社
3.50
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (736ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922173

作品紹介・あらすじ

誓願寺法主の安楽庵策伝が江戸初期に編纂し、板倉重宗京都所司代に献呈した笑話集。うつけ・文字知顔・堕落僧・上戸・うそつきなど、多様な庶民の登場人物がつくる、豊かな笑いの世界。のちの落語、近世笑話集や小咄集に大きな影響を与えた。慶安元年版・全8巻42章311話の翻刻文に、現代語訳、語注、鑑賞、解説を付した、はじめての書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 落語のもととなった安楽庵策伝による笑い話の収集作品。不文字や生臭坊主、言い間違いや食いしん坊の稚児や駄洒落に和歌などの話がテーマに沿ってまとめられている。落語などの笑いのパターンなど共通点を見ることができる。

  • 落語の元になった話もあると聞いて読んだが、余り笑える話には思えなかった!少しだけ目を通した!

  • 1話ごとについている鑑賞が物足りない。これならもう少し語釈を充実させて欲しかった。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

天文23年(1554)、美濃国生まれ。京都誓願寺55世住職。寛永19年(1642)、入寂。

「2014年 『醒睡笑 全訳注』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安楽庵策伝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×