残夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931410

作品紹介・あらすじ

百余年前、明治天皇の暗殺を企てたとして、幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた「大逆事件」。事件をでっちあげて、時代の風潮を変える“国策捜査”はこのとき始まった。事件に連座し無期懲役となるも、23年間の獄中生活に耐え、75歳で再審請求の訴をおこし、89年を生き抜いた坂本清馬の凄絶な生涯を描く!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 百余年前、明治天皇の暗殺を企てたとして、幸徳秋水ら12人が刑場の露と消えた「大逆事件」。事件をでっちあげて、時代の風潮を変える“国策捜査”はこのとき始まった。事件に連座し無期懲役となるも、23年間の獄中生活に耐え、75歳で再審請求の訴をおこし、89年を生き抜いた坂本清馬の凄絶な生涯を描く!

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

鎌田 慧(かまた さとし)
1938年青森県生まれ。ルポライター。
県立弘前高校卒業後に東京で機械工見習い、印刷工として働いたあと、早稲田大学文学部露文科で学ぶ。30歳からフリーのルポライターとして、労働、公害、原発、沖縄、教育、冤罪などの社会問題を幅広く取材。「『さよなら原発』一千万署名市民の会」「戦争をさせない1000人委員会」「狭山事件の再審を求める市民の会」などの呼びかけ人として市民運動も続けている。
著書は『自動車絶望工場―ある季節工の日記』『去るも地獄 残るも地獄―三池炭鉱労働者の二十年』『日本の原発地帯』『六ケ所村の記録』(1991年度毎日出版文化賞)『ドキュメント 屠場』『大杉榮―自由への疾走』『狭山事件 石川一雄―四一年目の真実』『戦争はさせない―デモと言論の力』ほか多数。

「2016年 『ドキュメント 水平をもとめて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鎌田慧の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×