コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932202

作品紹介・あらすじ

京極堂こと中禅寺秋彦は身籠った妊婦のいる久遠寺医院に行き、関係者の憑物落しを開始する。辿りついた驚愕の真実とは? 堂々完結!

感想・レビュー・書評

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  • 他人の記憶が見える探偵・榎木津礼二郎、刑事の木場修太郎らも前にして、京極堂こと陰陽師の中禅寺が解き明かす久遠寺家の呪われた「血」。それは文士・関口の自我をも根本から揺るがしていく。取り憑かれたような妊婦と美しき姉、失踪した夫の行方、産まれたての死体。コミックで新たな京極ワールドが幕を開ける!

  • 後半の怒涛の展開はさすが京極さんと志水さんの画力!!
    読ませるし引き込まれる!!(*`д´)b OK!
    牧朗の失踪。
    久遠寺医院の元看護師の変死。
    連続赤子失踪事件(嬰児死亡)。
    そして久遠寺家に伝わる"憑物筋の呪い"や数々の事件。憑き物落とし=真相の解明が圧巻で
    牧朗失踪の解決からが本当の物語。
    受け繋がれた因習や考え…
    そして複数の人の思惑。
    お互いの気持ちを知らず各自で想いが完結してる。

    思い込みって恐ろしい……
    すべて娘のためと思ってやったことが悲劇の始まり。

    原作読む気力がないので他のも文庫化してほしいなぁ

  • 解決している最中のはずなのに、まだまだ続く、息苦しさが良かったです。
    涼子さんの一コマが鮮烈。
    水子には弱いんだぁ。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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