- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933773
作品紹介・あらすじ
冤罪をでっち上げられ、軍に追われるリーチャーとターナー。
FBI、首都警察もふたりの姿を懸命に探る。
ヴァージニアの営倉から、大陸を横断して疑惑の地ロスアンゼルスに辿り着き、
身の潔白を証明できるのか。
軍の幹部が秘匿する大スキャンダルの真相とは――
映画化で話題沸騰の最強アクション・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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冤罪をでっち上げられ、軍に追われるリーチャーとターナー。FBI、首都警察もふたりの姿を懸命に探る。ヴァージニアの営倉から大陸を横断して、疑惑の地ロサンジェルスに辿り着き、潔白を証明できるのか。軍の幹部が秘匿する大スキャンダルの真相とは―。
映画化された作品は観ていないが、相当の脚色が必要だろう。残念ながらさほどスリルを感じなかった。 -
今までにないリーチャー。2人の女性たち、特にティーンの子とのやりとりがおかしく、ちょっと切ない。
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ただただ単純な作り。感動もないし驚きもない。
が、雰囲気だけは好きねんなー -
あっさりとした結末。ネタも展開も、映画と全然違って地味。
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ジャック・リーチャーシリーズは、基本的には、それぞれの作品は独立して成立しているので、どういう順番で読んでも、特に戸惑い無く読み進むことが出来るのですが、本作においては『61時間』と時系列的に前後関係にあります。登場人物も関連しているので、先に『61時間』を読んだ方が、なぜリーチャーがヴァージニアまで来たのかという事が判ります。
それにしてもなぁ、結末が微妙に納得いかんですね。まぁ、あそこまで追い詰めてから、どうやって解決するのかという事が楽しみだったのですが、解決方法としては安易な解決になってしまったのが残念。 -
物語の中でリーチャーが蘊蓄をたれることは少ないが、「ローレル・キャニオン・ブルヴァードというのは、おかしな名前だった。魅力的で風光明媚な起伏のある一帯をくねくねととおる細い道で、大通りではなかった。ブルヴァードというのは、広くてまっすぐな公道で、しばしば標本木とかほかの景観をよくする植物が植えられている。古いフランス語の〝堡塁〟bouiiewercという言葉が基になっている。アイディアがそこからきたからだ。ブルヴァードは、城壁のてっぺんを歩く長くて広くて平らな道なのだ。」と述べている。60年代から70年代にかけてローレル・キャニオンというのは、ロック・ミュージシャンが集まって住んでいた場所でまたヴェンチュラ・ハイウエイは、アメリカ(バンド)に出てくる。
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ジャックリーチャーシリーズ第18作。『61時間』(第14作)の続編。敵は情報収集能力は凄かったが、意外に打たれ弱かった。
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ジャック・リーチャー・シリーズの第18作目、邦訳8作目の下巻。
『キリング・フロアー』以来、ジャック・リーチャー・シリーズを好んで読み続けているのだが、これ程コマーシャリズムに踊らされているシリーズも珍しいのではなかろうか。邦訳順番もセレクトも滅茶苦茶で、最近はトム・クルーズ主演映画公開に合わせたかのような邦訳タイミング…
ここ最近、シリーズを追うごとに劣化を感じるのは気のせいだろうか。軍の陰謀に巻き込まれ、ターナーと共に逃亡するリーチャーだが、闘う相手が小物過ぎで、ご都合主義の極みと言えるような展開が連続する。
しかし、哀愁漂うラストだけは良い。途中のストーリーはイマイチなのに不思議とラストだけは超一級なのだ。
面白ければ、邦訳順番にも、セレクトにも文句は無いのだが…