ST プロフェッション 警視庁科学特捜班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 502
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937290

作品紹介・あらすじ

――常識では解決できない事件が起きたんです。STの出番じゃないですか!
立て続けに三件の誘拐事件が起きた。同じ大学の研究室に所属する被害者たち。しかし彼らはすぐに解放されたのだという。病院に担ぎ込まれた被害者たちは、口々に「呪い」をかけられたと証言し、二人は原因不明の激しい頭痛を訴えていた。
緊急出動するSTのメンバー。翠、黒崎の人間嘘発見器、さらに青山のプロファイリング能力を駆使し、大学の研究員たちに聴き取りを行う。やがて、研究室内の複雑な人間関係が見え隠れする。
犯人は大学関係者なのか? そして目的は何か?
科学特捜班=STが導く意外な真相とは。

感想・レビュー・書評

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  • STシリーズ
    初期の色編は面白かったが、その後はイマイチ。
    巻末の解説にあるとおりサラッと読めた。謎解き部分も特に伏線はなく

  • 3件の誘拐事件被害者は「呪い」をかけられた。
    「呪い」の科学的解説。椅子に縛られ目隠しをされてヌメヌメした生臭いものを無理やり口に入れられたら恐怖に囚われるよ。人間嘘発見器に引っかからないサイコパス、平気で嘘つくんじゃ反応しないよね。
    これでSTシリーズも全部読んでしまった、もっと読みたい、寂しいよー。

  • 青山が活躍する話。
    途中で読むひまがなくなり中断し、再開したらほとんど覚えていなかったので読み直した。
    再開後はあっという間に読み終わった。
    面白かった。

  • プロフェッション、専門家である大学研究員3名が立て続けに誘拐されるところから始まる。
    そして全員呪いにかけられたと言う。

    この呪いの正体、犯人をSTが追求していく。呪いの構造はピグマリオン効果かと思いつつ、読み進めると少し複雑に構成されていた。それでも推測の範囲であり、このシリーズも食傷気味になってきた。

    新しいメンバーなり、メンバーの入れ替わりなどあると変化があって、より楽しめると感じた。

  • 学生の頃に既読済み。キャラの個性もたってるし、軽いタッチでサクサク読める。

  • #読了 #今野敏 #ST警視庁科学特捜班 #読書好きな人と繋がりたい

  • エンタメテイストが強め。
    登場人物のキャラが濃くてドラマにすると面白いかもしれない。
    シリーズものらしいので、軽く読むにはいい。
    「同期」や「ビート」のように深みはあまりない。

  • 既読本。記録のため登録

  • #読了 誘拐されるものの、身代金を要求するでもなく、明確な危害を加えるでもなく、1日で解放される不可解な事件発生。しかも、誘拐中「呪い」をかけられたとのこと。その後誘拐された人物たちが次々に体調を崩し……。
    呪いの中身については早々に察せられてしまって、あまり驚きはなかった。ただ、犯人の動機や青山くんの活躍は面白かった。シリーズ中活躍の多い青山くんだけど、今回は犯人とのかけあいも相まって印象深い巻。

  • 「感情を操ることはむずかしいということを、はっきりと知るために心理学があるんだ」
    by 青山

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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