- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062937511
感想・レビュー・書評
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変なミステリだなというのが率直な感想だけれども、面白かった。
著者はとても変なお人なんだなぁということがうかがえる。
探偵要素は文句無しなので、援交要素にもっと厚みを持たせよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくもまあここまでエロネタを引っ張りながら、本格ミステリとしてまとめようとしたなと。だが最後の2話はあまりに唐突すぎやしないか。取ってつけたような橙の章は調和を乱し、エロもない。
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とにかくライトに読める!
でも最後にわかるタイトルの意味。
そーきたかーって感じ。 -
「紫は移ろいゆくものの色」
「藍は世界中のジーンズを染めている色」
「青は海とマニキュアの色」
「緑は推理小説御用達の色」
「黄はお金の匂いの色」
「橙は???の色」
「赤は上木らいち自身の色」
帯はなんとかしてほしいが、ミステリとしてなかなか。
特に「青」はかなり面白かった。
連作短編集としての作りは賛否両論ありそう。 -
日本で最もエロい名探偵・上木らいちの名推理! 現場に女性の胸部の死斑変化を記録したカラーコピーが残されていた事件、セックス教団の教祖が密室で殺害された事件……エロい難事件の数々を、援交探偵・上木らいちがロジックで鮮やかに解き明かす!
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くだらないのに真相までが長い
『○○○○○○○○殺人事件』はまあまあおもしろかった。しょうもない気持になったが、憎めなかった。
これは長いし、まだ書き方が稚拙な時期のものだらう。
エロ的真相はしごく真面目につくってあるが、やはりくだらない。『謎解きはディナーのあとで』のエロミス版みたいだ。 -
〇8のらいち続編
ずっと気になっていたがようやく読めた
シリーズ4作目まで積読状態
正直〇8の内容は記憶に…
内容は期待通り、いや期待以上だった
個人評は満点に近い
逆に次作から大丈夫かと心配してしまうほど技を出し切ってるなと思わされた
筆者によるあとがき、深水の解説も良い
読みながらだいぶ加筆修正されているなと察していたがやっぱりか
こりゃノベルス版も即注文だな
在庫あり、ナイスゥ
〇8が楽しめた人には激推し
では続けて次作いってみよー -
すごい。☆5にするか迷った。
エロとミステリーを巧く絡めた一つ一つの短編も悪くないが、やはり本作の見どころはラストの"解決編祭り"だろう。
どの文章を伏線と捉えるかによっていくつもの解答が現れる...アンチミステリとも呼べるかもしれない。
読む度に新しい驚きを与えてくれる、早坂吝さんに感謝。