先生、大事なものが盗まれました (講談社タイガ)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940290

感想・レビュー・書評

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  • この著者は「私達が星座を盗んだ理由」以来ですが、今回は高校生、探偵、ファンタジー、そして盗賊要素を絡めたミステリー。
    3つの短編は同じ島で起こる連続したストーリーになっていて、ややテクニカルなストーリー性とドラマ性が相まった盗みに焦点を当てた作品。最後まだ完全に解決していないので、もちろん続編あるよね?
    他の北山作品も読んでみたくなった。

  • 物だけを盗むのかと思いきや、概念まで盗むとは。

    北山猛邦さんの物語は発想が自由というかロマンティックというか、斬新というか。

    発想力の乏しい私にとってはそれがとても新鮮なので、いつも話の内容だけではなく、思いもよらないような設定も楽しみに読んでいる。

    この物語は続き物のようなので、次巻が楽しみだ。

    今回は「3次元」と「携帯という概念」、「個人の顔」が盗まれたが、次は一体どんな物を盗んでくれるのだろうか。

    今からワクワクが止まらない。

  • なぞなぞを物語にするにはかなり強引な設定が必要になるようだ。そんなに無理しなくてもいいじゃないか。物語世界の設定が現実世界から乖離すればするほど謎への興味が薄れていく。だって何でも有りじゃん。

  • 伝説の怪盗に、盗めぬものはなし!「誰が(Who?)」「どうやって(How?)」を超えた、ミステリ史上初の命題!

  • 誰が、どうやって、ではなく、なにを。

    始めは設定に入り込みにくかったものの、最後まで読むとそれが自然に感じられてキャラもとても可愛らしくなってくる。

    先生のなくしたものはなんだったのか、はとても気になるけれど、続きを買うかは悩むところ…。

  • 2016/04/24読了

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著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作として、デビュー作に端を発する一連の〈城〉シリーズなどがある。

「2022年 『月灯館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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