地獄堂霊界通信(4) (アフタヌーンKC)

著者 : みもり 香月日輪

• 講談社 (2012年1月6日発売)

作品紹介・あらすじ

てっちゃん、リョーチン、椎名―。
町内で知らぬ者とてないこのトリオ、誰が呼んだか「イタズラ大王三人悪」。
この三人が街はずれにある薬屋「極楽堂」、通称「地獄堂」を訪れたとき、店主のオヤジに不思議な言葉を教えられた。
「なうまくさまんだばざらだんかん」
その呪文を唱えたとき、異世界への扉が開く！
香月日輪原作の大人気シリーズを、俊英・みもりが描く話題作！！

香月日輪の児童小説の金字塔を俊英・みもりが描く大人気怪奇ファンタジー第４巻！　てつし、リョーチン、椎名「イタズラ大王三人悪」の同級生、亜月カンナが妖かしにさらわれた！　必死にカンナを捜すてつしたちだったが、その妖かしは人間による自然破壊の悲しい犠牲者だった。人間への憎悪に燃える妖かしを止められるのか！？　新しい仲間が加わる「森を護るもの」ほか「幽霊屋敷」の２編を収録！

感想・レビュー・書評

[tanokurasさんの感想 · 2017年12月30日]

カンナと征将初登場。児童書時代の挿絵から考えると、「これがフツーだよなあ」と。

[柊木かなめさんの感想 · 2013年11月8日]

http://futekikansou.blog.shinobi.jp/Entry/1455/

[きりゅさんの感想 · 2012年4月5日]

2012/01/06購入・04/05読了

日向が可愛くて仕方ない。

人間ほど自分勝手な生き物は居ない。

月代が良い人すぎる。

[橘川さんの感想 · 2012年2月19日]

ちょっと説教くさい。絵は好き。

[なぎさんの感想 · 2012年2月18日]

　小学5年生にして、中学生も恐れるワルガキトリオ。情に厚く、無鉄砲、ケンカなら負けないてつし、怖がりで泣き虫のリョーチン、そして裕福な家に育ち、頭脳明晰な椎名の3人は、町はずれにある怪しげな薬屋「地獄堂」の親父と知り合い、不思議な力を授かる。
　小学生トリオが、不思議な能力を操り、様々な妖怪や悪霊と対峙するシリーズのマンガ版

　児童モノとしながら、どれも決して甘くなく、大人には特に厳しい香月さんの作品。今回もみもりさんがマンガ化していますが、どれもなかなか考えさせられる内容で、ただコワいだけの本では決してありません。
　1巻はイントロ、2巻は超コワい、3巻は切なくて、4巻は新しい仲間の登場で、ますますおもしろくなってきました。

　香月さんの作品は、大人にいつも課題を投げかけられるというか、しっかりしろとたしなめられるというか。子どもが安心して暮らせるように、子どもたちの日常を守れるように、大人はもっと賢くあらねば！と言われているような気がしてなりません。

　

[笹屋停さんの感想 · 2012年2月8日]

地獄堂は新刊が出るたびに「みもり先生にマンガ描いていただけて良かった…！」と思います。
カンナと拝君かわいいです。

[うめこさんの感想 · 2012年1月23日]

メガネミッタンで爆笑しオールバックマッキーで抱腹絶倒状態でしたが日向ほぼそのままデザなのにイケメンすぎて……！！
月代さんはちょいちょい変わってましたがヤバいです。可愛すぎて泣いた。
ああ……女の子好きなんだなぁ……と思いました。
流華ちゃん期待。

[myco0316さんの感想 · 2012年1月14日]

イヌガミの月代と日向が可愛くてしょうがない。子供時代の絵など狐の仔がじゃれ合っているようだ。
地獄堂はもともと原作が好きだったし、話の良さは原作で十二分に伝わってくるから、漫画化については反対とは言わないまでも正直どっちでも良かったけど、「日向達の可愛さだけでもコミック版を読む価値がある」とまで思った。

……だからこそ余計に悲しくもある。

[tama_kaiseiさんの感想 · 2012年1月11日]

説明くさく、また説教くさかったですw でもいい話。
今思うと、最初の話を受けての後半の話だったんですかね。科学的じゃないものを信じない大人とそうなってしまうことを恐れながらも成長していく子どもていう対比。
最初の話はちょっと怖かったですw 座敷牢とかダメだよ！怖いに決まってるよ！w なんかでもちょっと物足りない感じはしましたー。もっとうまくてつしを描けたはず。
そして後半の話は新しい仲間が登場で、この冒頭の説教くささはなかなかなものでした。。でも泣いちゃいましたけどね！月代…(´･_･`)

[JONEYさんの感想 · 2012年1月7日]

てっちゃん、リョーチン、椎名の三人に、カンナと拝くんの二人の新キャラ。
随分賑やかになったなぁ。
椎名と拝くんのこれからの絡みが楽しみね。


話は安定安心のクオリティ。

著者プロフィール

【みもり】
5月31日生まれ。漫画家。2004年「99＋１」でスクウェア・エニックスマンガ大賞受賞。代表作は『地獄堂霊界通信』（原作：香月日輪）『ひぐらしのなく頃に　宵越し編』（原作：竜騎士07）『アオハルッ！』『お陽様の下のルナ』『織田さん家の乱法師』『押入れの少年』（原作：高橋葉介）『しゃばけ』（原作：畠中恵）など。

「2022年 『新・地獄堂霊界通信（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」