Jドリーム 完全燃焼編 8 (少年マガジンコミックス)

著者 : 塀内夏子

• 講談社 (1999年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jyunnnnさんの感想 · 2019年3月5日]

Jドリームと飛翔編のキャラ達がワールドカップ出場目指してがんばるお話。（ほぼ飛翔編のキャラとも言うが）

[clamamusさんの感想 · 2016年11月19日]

　三部作で計32巻を重ねた長編サッカー物語の終の巻である。ジョホールバルの歓喜を後追いした物語は、鷹の鮮やかなゴールによってＷ杯行きを物にしている。
　二度にわたって追いつかれた日本は、イランの激しい削りに苦しめられながらも、最後の最後で勝利した。その末に消えた赤星の姿は、ドーハの悲劇の折と同様ではあるが、ここではきちんと再登場させてクローズさせている。
　物語は収まりよく、それでいて熱を帯びたものであった。試合終了のシーンが今少し濃い描写がなされていたならと思う部分もあるが、勝利後の歓喜こそ描きたかったのだろう。紙面上の都合にも思える。

　それにしても、あの頃の熱狂をこうして追体験できるというのだから、やはり物語の力は偉大である。
　シリーズ全体の評価も含めて、星五つで評価している。楽しい読書をさせていただいたよ。

[涼花さんの感想 · 2008年6月6日]

■Ｊドリーム全１４巻　→　飛翔編・全１０巻　→　完全燃焼編・全８巻■

[月子さんの感想 · 2007年5月5日]

長い長い、それは遠い夢で、けれどもそれは現実になった。夢が目標となった今、夢物語は終わる。

このラストは極上ｖ

著者プロフィール

6月30日生まれ　かに座
1983年「背負子と足音」で週刊少年マガジンにデビュー。代表作に「フィフティーン・ラブ」「涙のバレーボール」「オフサイド」「Jドリーム」「イカロスの山」等、多数。

「2009年 『中澤佑二物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」