トト 1 (少年マガジンコミックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063130911

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  • 主人公カカシの左腕に宿ってしまった「犬の腕輪」…。
    エメラルドにいるオヅに破壊してもらうべく、カカシはドロシーと共に旅に出る。

    「オズの魔法使い」の要素が所々に散りばめられています。
    個人的には、「トト!」よりこっちの世界観が好きでした。
    打ち切りになってしまったのが本当に残念。

    全2巻。

  • 全2巻 完結

  • \105

  • <font color=red><b>【吠える腕。その先にあるものは】</b></font><br> 月刊少年マガジンSPECIALから、主人公の行動に心躍らされる冒険アクションマンガが出た。<br>
     主人公の少年カカシと少女ドロシーが、彼女の持つ腕輪をエメラルドにいるオヅに破壊してもらいに行くという、オズの魔法使いをモチーフにした物語。しかし彼らの前には、その腕輪を狙う世界最大の軍事国家が立ちはだかる。そして弟分を失う悲惨な追撃の中、カカシはドロシーの腕輪の力を解放してしまう! その腕輪は実はカカシの求めていた世界最古の秘宝「装神具(アクセサリ)」の一つ「犬の腕輪」だった。さらに予期せぬことに「装神具」はこの世で最悪の人体兵器でもあったのだ。カカシは自分の意志を腕輪に伝えることは出来ないままその力に振り回される。<br>
     少年漫画+ファンタジーといったわかりやすい構成ではある。しかし、今後の熱い戦いを予期させる設定を骨格にし、すっきりした作画により肉付けされたキャラを疾走させる作者の力量は非凡。普段クールな主人公が時おり見せる男気もその心情をより鮮明に浮き上がらせている。<br>
     あくまで前向きで、向こう見ずだが情熱あふれる行動に、何か胸の内が熱くなる思いがする。プロローグである一巻から、しっかりこの世界にのめり込んでしまった

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