五年生(4) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 131
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142488

感想・レビュー・書評

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  • かたや卒業して社会人、かたや卒業直前に登録上の致命的なミスが発覚し留年、という男女の話。四巻まで来ると大学の後輩だとか色々と絡んできてついには病気にまでかかるやら何やらで物凄くしんどい事になっている。恋愛ってここまで密でしんどいんだなあ…と、しんどい気分の時に読むには荷が重い。
    人物が苦悩する時の表情の描き方が好きだ。また二巻で、引越しのため離れ離れになる二人が最後に晩御飯を食べるシーンがあるが、料理中の会話を最初から最後まで事細かに描いていて、話の展開からのみ見れば不要と言ってしまえるようなやり取りではあるんだけど、そういう場面を選び取る視点も良いなあと思ったのだった。それにしてもリアルでシビアで辛い漫画だよ…と思う。

著者プロフィール

1994年アフタヌーン四季賞にて、『点の領域』で四季賞を受賞してデビュー。1997年から『四年生』(全1巻)『五年生』(全5巻)を連載。2002年から2006年にかけて『げんしけん』(全9巻)を描き上げた。2006年からは『くじびき・アンバランス』(全2巻)の原作を担当(画・小梅けいと)。

「2017年 『新装版 げんしけん(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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