すずめすずなり(3) <完> (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063144154

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  • 3年も同僚に片想い。ヘタレな独身男子・橋本修二郎 26歳。引っ越し先は『入居者全員で一緒に朝食』が条件、少し変わった住人たちが集う『コーポ白百合』です。大家の娘は難しいお年頃14歳、地味めな眼鏡娘・多恵ちゃん。橋本に恋をします。その様が初々しくて、いじらしくて、可愛いらしい。恥ずかしい思いもするけど、恋って良いものだったと懐かしく思います。いつから疲れて面倒臭いものになってしまったのだろう? そんな枯れた女子におすすめ。良作です。

  • ようやく明かされた、朝6時半朝食必須の掟の理由は、わりとほのぼのとしてて。たとえ苦し紛れの発想から始まったものだとしても、結果としては、ただの隣人を隣人にとどめない居心地のよさに。現実には、プラスにもマイナスにも作用するだろうけど。ふと、一昨年、沖縄ひとり旅した時。毎朝食、毎夕食、大勢でわいのわいの言いながら食卓囲んで楽しかったことを思い出す。もちろん、旅と日々の暮らしでは条件が違うけれども。いつもテンション高くいられるわけじゃないけど、それでも、と。「私はひとりだからとか寂しいからとか/そういう理由で誰かと一緒にいるよりはひとりでいたいの」「ひとりでいたい−−−ってのは/本当にひとりじゃないから言えるんだよな−−−きっと」「"他人"ってのは自分がそう決めたらそうなんだよ。/それって「関心を持たない」っていう意思表示っつーか」「でも−−−気持ちが一方通行じゃない限り/人とのつながりってのはずーーっと続いていくんじゃないか……って」

  • ¥105

  • アパートの住人が織り成す人間模様。そのアパートは朝食を管理人宅で住人皆で一緒に食べるというのが決まり。

    めぞん一刻の21世紀版と今後の展開を楽しみにしていたのですが、終わってしまいました。

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