ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)

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著者 : 幸村誠
  • 講談社 (2006年8月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063144239

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ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)の感想・レビュー・書評

  • 久々に読み応えのある漫画だった。
    あの「プラネテス」を書いた作者だからきっと面白いのだろう、と思いつつも表紙やタイトルを見て勝手に「ありがちなベルセルク的ファンタジー世界かな?」と思い込み、あの手のよくある世界観に辟易していたので敬遠していた。が、さにあらず。意外に真面目な史実に基づいた歴史物。

    この漫画をあえて既存の漫画にたとえるならばベルセルクとヒストリエの中間くらいのイメージ。不幸で性格の歪んだ主人公、周りのモラルのない荒れた集団の蛮行、救いのない悲壮な世界観など随所に初期のベルセルクの影響をうかがわせるが、世界観は実際の史実を元にしたもので、ちょうど10世紀ごろのノルマン人・バイキング全盛期を背景にしたストーリー。バイキングが活躍する時代の歴史のダイナミックな流れと、この作者ならではのキャラクターの内面を掘り下げて描写するところのミックスが秀逸。現在は10巻まで刊行されているが、引き込まれるようにして一気に読み終えてしまった。

    全体に流れるテーマは「逃げてきた先で、さらに逃げたい人はいったいどこに行けばいいのか」。その誰もが夢見る最終的な理想郷として、アイスランド人のバイキング、レイフ・エリクソンがコロンブスよりも前に発見していた「アメリカ大陸=ヴィンランド」が描かれている。(東洋でいう、ガンダーラか)

    あの時代のノルマン人は、現在は強者として世界に君臨しているアングロ・サクソンやスラブ人を蹂躙しまくり。イングランドが完全に征服され、襲撃され、奴隷として売られる弱者として描かれているのが興味深い。

    画もプラネテスの頃に比べ「同じ作者か?」と思えるくらい圧倒的にうまく、リアルな筆致になっている。

  • 単なるヴァイキング達の話かと思っていたら、大分違うようです。
    毎回目が離せない!
    農園の兄ちゃんの豪快さと猛者っぷりが好きです。1〜12巻、以下続刊。

  • ⑪巻までイッキ読み。死ぬほどおもろい。ストーリーも絵もうますぎて言葉にならない。すげえ。その一言に尽きる。はやく⑫巻読みたい。いまもっとも続刊を求めてる漫画です。

  • ヴァイキングとか、おっさん好きな人におススメ。世界観が好きです。

  • 歴史モノならこちらとヒストリエが私の中で二強。ただ史実を追ってる感覚よりも魅力的なキャラクターたちの一挙一動に感動する、どちらかというと時代考証を楽しむよりもヒューマンドラマ系だと思います。
    後半だけを切り取ればきれいごとばかり口にする、その正しさに迷いのない主人公は人によっては不快を覚えるかもしれません。けれどそこに至るまでの過程を幼少時からしっかり描いてくれているので非常に現実味のある「やさしい人間」ができあがってると思う。アシェラッドと過ごした時間、そして農場編にあれだけの巻数を割いてくれたからこそ大人になったトルフィンの正論は痛いほど心に突き刺さります。
    この先きっと(障害は何度もあるだろうけども)航海は成功してヴィンランドに渡ってみんな幸せになるんだろう…と割と先読みは簡単です。でも主人公に都合よく進むことがむしろ心地いい、というか進んで欲しい。正しいことを正しいとはっきり感じられる、そんなやさしさが人を導いていく王道ストーリーが私は好きです

  • 絵も漫画もむちゃくちゃ上手な作家さんだと思います。ヴァイキングの歴史ってなじみが薄いですけど分かりやすいと思います。

  • 連載中 11世紀初頭の北欧のヴァイキングたちの話。復讐とは、生きるとは、父の残した言葉「本当の戦士」とは何か。今後も目が離せません。

  • 個人的漫画史上最も優れた歴史作品 誰もが知っている逸話や人物を題材とした歴史作品は多くあれど、なんとなく知っているテーマを元に架空の出来事を濃密に、現実と神話のエッセンスを加えて上手くノンフィクション風のフィクションに仕立てあげた素晴らしい作品だと思う。一つの主軸を一貫して貫くタイプの漫画ではなく、主人公が最底辺の殺人鬼から人々を救う国を建国するまでの話 主人公の堕落と絶望・落胆に大きく共感でき、成長を目にして感動すら覚える。物語の構成が上手いのは勿論のこと圧倒的画力で描かれる緻密な人物・戦闘描写が1ページ1コマが作品になりうるクオリティー 批判する要素が見当たらない万人に勧めたい一作

  • 主人公・トルフィンは父親の仇をとるためその仇・アシェラッドの船に乗り共に行動する… ヴァイキングの歴史って何にも知らないし、海賊とヴァイキングは違うの?みたいな程度の私ですが、最初から引き込まれて読んでました。物語は始まったばかり、これからの展開にめっちゃワクワクです。

  • もう10年前の出版みたいだし、存在は知っていたけど、先日の漫画特集を見るまでは、特に気にも留めていなかった作品。いざ読んでみると、自分が初めて触れる時代・舞台設定も興味深いし、物語展開も流れが良くて、掴みはオッケーな感じでした。もう少し読み続けてみたいかな。

  • これからの展開が凄い期待できる作品。これはブックオフで全巻買いに行くか...

  • 「自己都合で殺戮」みたいなイメージがついてしまって入り込めず先に興味が持てませんでした。とりあえず1巻でやめておきます。

  •  圧倒的な筆致で描かれる、ヴァイキングの物語である。
     物語はいま過去を描いており、その意味では悪手と言っていい。読者は現在進行形の物語が読みたいのであり、過去はあくまで添え物にすべきである。それを一巻ですでに描き始めるのは、明らかに良くない。
     だが、それをおして余りあるほどに豊かな筆致で描かれる中世北欧の模様は優れたものだ。物語に漂う情感の濃厚さもまたすばらしい。

     読み始めてよかったと思える作品である。星五つを付けたい。

  • 16巻まで所持。(2巻のみ未入手)

  • 11世紀のヨーロッパを席巻したヴァイキングの物語。
    北の民(ノルマンニ)、デーン人と呼ばれた北欧ヴァイキングのトルフィンという短剣使いの少年が主人公。
    アイスランドの戦士トールズの息子トルフィンは、なぜか父の仇のアシェラッドに従っていた。
    あまり馴染みのなかった北欧の歴史が描かれる。侵略と強奪を繰り返したヴァイキングの傍若無人さが際立っている。

  • ヴァイキングもの
    骨太で面白い
    2014年2月に14巻が出た

  • だから愛ですよ、愛。

  • ヴァイキングが活躍してた時のお話

    これは面白い!

  • やばい面白い。かっこいい親父達にしびれる。

  • ヴァイキングたちの話。まだはじまったばかりだし、すぐに過去編になってしまったのでまだなんともですね。

  • 1~14巻まで読了。

    11世紀初頭の北ヨーロッパ周辺とヴァイキングがモチーフの歴史漫画。

    全体的には『本当の戦士とは何か』の問いかけと、幼年期に聞いた理想郷『ヴィンランド』を探すのがテーマっぽいです。

  • 最近読んだ中でダントツに面白い作品。
    久しぶりに胸が熱くなる漫画に出会えました。

    家族愛はただの差別。
    なるほど、本当にそうだと思いました。
    私はうまく言葉がみつからず。。
    長年もやもやしていたのが解消されました。

    物語も絵も圧巻で、すごい漫画家さんがいたんだな~と
    驚きました。
    トルフィンが奴隷になってからのお話がますます面白くなりましたね。

    プラテネスも読んでみたい!

  • 幸村 誠さんの、プラネテスが大好きなので、試しに読んでみた。

    北欧の厳しい生活のお話で、歴史漫画になるんだろうか。
    1巻読んだ感じで、ふつーな印象。今一つ盛り上がりがない。

    どうやら10巻も出ているようなので、2,3巻ぐらいまでは読んでみようかと思う。

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