- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063194357
感想・レビュー・書評
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星が5つじゃ足りないです・・サタン様美しすぎますよ。因みに講○社文庫版はやめておいt(略
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忘れもしない小学校4年生の冬に出会った空前絶後の衝撃作。これを知らないと多くのマンガを楽しむことは出来ないです。
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3巻あたりから電気を消した読み続けた。読み終えてすぐに布団かぶった。震え続けて一晩明かした
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これって再版なのかな?
高校生の時、授業中に読んで泣いたよ。原作はこんなにいいのに…なんであんな映画に??? -
今更レビューも必要ない作品だとは思いますが…。<br>
この作品がなければ存在しない作品はマンガ・映画・音楽、どのジャンルにも及ぶと思います。<br><br>
豪ちゃんは「魔王ダンテ」において神×悪魔の戦いを悪魔側の視点で描くという新機軸の作品をこの作品の前に書いている。しかし、掲載誌の打ち切りに伴い連載終了。一応の完成は得るものの、不完全な仕上がりとなる。その延長上にある作品がこの「デビルマン」。<br>
最初はTVアニメの原作として企画され、プロットはTVプロデューサーとの打ち合わせを経て完成。それを元にTVアニメ版デビルマンが作成開始され、豪ちゃんも連載を開始する。<br>
しかし、豪ちゃんは導入に「飛鳥了」と言うキャラをマンガ用に作り、ストーリーを進めていく為に漫画に登場させる。ここから、アニメとマンガの「ずれ」が発生し、マンガ版が進むにつれ豪ちゃんの暴走が開始される。<br>
ストーリーは割愛しますが、「魔王ダンテ」からの悪魔側から見た戦い、を発展させ、悪魔と人間が合体したデビルマンが人間を守る、と言う悪魔×悪魔の視点で描かれていく。<br>
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そしてそこには救いが無かった<br>
あったのは永井豪という作家の才能だけだった<br>
決して絵が上手い訳では無い豪ちゃんの絵が ここでは 生きているのだ<br>
その一つ一つのセリフが 胸をえぐり 脳を刺してくるのだ<br><br>
読んだ後に残るのは感動ではない。<br>
そう、この作品は鏡なのだ。<br>
悪魔となった自分がそこには描かれているのだ。<br>
その自分を発見できる、そこに恐怖を覚える。<br>
そして他人を恐れる。<br>
最後には人間に恐怖する。<br>
「面白いマンガ」「いいマンガ」「感動できるマンガ」そういった言葉が当てはまる作品ではない。<br>
言葉では表せない「モノ」を是非「デビルマン」を読む事で味わって欲しい。