ブラックジャックによろしく(5) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 815
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063288841

感想・レビュー・書評

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  • 小児科医が人気がないというのは聞いたことがあったけど、その理由がよくわかった。子どもは自分の症状が説明できないし、医者を怖がる。親は不安で焦っていたり、待たされてイライラしたり。小児医療が充実して欲しいと心から思った。また、親になったら、なんでもかんでも病院へというだけではなく、柔軟に対応できるように子どもを少しでも理解できる親でありたいと思った。
    子どもが亡くなるというのは想像しただけで悲しい。知らない子でも、ほんとうにかわいそうに思える。救急車は呼んだが、搬送先がなく、亡くなってしまうなんて起きて欲しくない。病院数を減らして、ひとつの病院での医者の数を増やし、重篤な子にすみやかに対応できるようになってほしい。

  • 新生児科から小児科へ。期間は短いものの、小児医療を取り巻く環境から、救急搬送を拒否せざるを得ない現実を前に、なすすべもない。さらに第4外科(がん科)に研修に行く斉藤。抗がん剤治療を進める庄司と、抗がん剤治療に反対する宇佐美が登場する。教授の方針に沿う庄司のもとで、徐々に感覚がマヒしていくように従う斉藤。告知とは、抗がん剤治療とは、手術とは、そして転移とは。ほとんどの人が発病するリスクがあるがんをテーマに掘り下げて行く。

  • がん

  • がん患者が最近まで身近にいたので良くわかる内容だった。

  • 蓋をして生きていけるなら自分はそれでいいんだけど.そうもいかないよな.

  • 小児科怖い。

  • 告知と抗がん剤。お医者さんに人生を決められるより自分で自分の人生を決めたい。

  • ガンの話か、さてどんな展開になるか?

  • 20111120
    ***
    「日本では欧米で使われている多くの抗がん剤が使えない。」
    辻本良江・ある平凡な主婦が永大を受診する。
    病名、膵臓がん。斉藤は、小児科を経て、がんを扱う第4外科へ研修の場を移していた。辻本への対応を通して斉藤が目にしたものは、そんながん医療の現実。そして、第4外科に来る前にわずかだけ所属した小児科の現実。
    二つの現実が斉藤に教えたのは、システムの制約の中でしか医師は腕を振るえない、という事だった。
    告知、抗がん剤、転移、再発……がんはあきらめざるを得ない運命なのか。がんを患い、心をさまよわせる「普通」の人間たちを前に、斉藤には何ができる? 日本中をうならせる大ヒットリアル医療ドラマ、「がん」を描く! (漫画on webより)
    ***

  • 小児科編、がん医療編。
    小児科はすぐ終わってしまった感じがしたので、もっと取り上げてほしかったです。
    がん医療は終末医療の方向に持っていくのかな?

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