おいピータン!!(16) (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 74
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063378467

作品紹介・あらすじ

恋と食をオムニバスで描く大人気ショート、単行本も16巻目!! 大人気カラー『おいクロタン!!』も特別収録。デブだけど男前の大森さんと大森さんの彼女・渡辺さんを中心に、身の回りにあるけれど見落としがちな「いいね!」をてんこ盛りでお届けします!

恋と食をオムニバスで描く大人気ショート、単行本も16巻目!! 大人気カラー『おいクロタン!!』も特別収録。デブだけど男前の大森さんと大森さんの彼女・渡辺さんを中心に、身の回りにあるけれど見落としがちな「いいね!」をてんこ盛りでお届けします!

感想・レビュー・書評

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  • 大森さんと渡辺さんの関係のバレ方が実においピータンらしくて良い。

    今回は「とろろ」と「母さん」が好きだったかな。

    夫婦のそれぞれの日々の小さな不満が積もり積もった末の大喧嘩、からの仲直り話が毎回好きなんだ。
    適度に客観的に描いてあるから辛辣になっても何処かアホみたいな空気が漂うのが伊藤理佐の良いところ。
    笑えない出来事をいかにくだらないなぁって力を抜いて笑えるようにするかって、日常を生きていくうえですごく大切。
    喧嘩しちゃうような時でさえ、その最中に自分達に笑っちゃうような心持ちで生きてたいもんだなーとピータン読むと思う。

    「母さん」も良い話そうで良い話でもない、でもちょっと良い話、という絶妙な塩梅の話。
    子どもが思ってたお母さんは実はそんなに偉いお母さんじゃなかったという話だけど、でもそのエピソードがそのまま彼らが幸せだった証にもなっていて、そういう笑いと涙と愛しさと、そのバランスがとても照れ屋みたいでいつもきゅんとする。

  • 鮎、水筒、じゃがりこ、紫キャベツ、びわ、ベルクのビール二杯…食べものと恋愛にまつわるショートショート。大森さんと渡辺さん、部のすみずみまで知れ渡っちゃったけど、その後いかがおすごしなのでしょうか。

  • 201606/マンネリ感あるけど面白い。「上司の休日」「18歳の夏」あたりが好み。

  • なんだろう、ちょつと、物足りなかった。前にみたようなネタが多かった?

  • 自分の加齢につれて、「わかる~」と思うことはどんどん減っている。それでも面白く読めるところがさすが。今回は「18歳の夏」がよかったな。

  • シロの皿。サンドイッチの耳。

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著者プロフィール

1987年「月刊 ASUKA」に掲載された『おとうさんの休日』でデビュー。『おいピータン!!』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。また、『女いっぴき猫ふたり』『おいピータン!!』『おんなの窓』の3作で手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。このほか代表的な作品に『やっちまったよ一戸建て!!』『おかあさんの扉』や、アニメ化もされた『おるちゅばんエビちゅ』などがある。

「2022年 『けっきょく! 女のはしょり道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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