後宮(2) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 120
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063406115

感想・レビュー・書評

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  • 懐妊のため御所から下がった二条は、初恋の君・実兼と関係を持ってしまいます。意志の弱いゆるい女と責める気にあまりなれません。だって、平安時代と違って、由緒はあっても権力が弱っている村上源氏で、両親も失い、大勢の妃たちに揉まれて、それでも負けずにしっかりと自己主張できるものでしょうか? 誰にも縋りつかずにいられるでしょうか?
    サブキャラの、髪は薄いが忠義は厚い桂、状況分析がクールに光るさくやがいい味出していますね。

  • 二条と実兼のラブラブの巻です。元々後深草院が出てこなければ、普通に結ばれていたように思う二人で、障害があるから燃えるというか、実兼は大胆に忍んできてます。

    それにしても、実兼って、二条が妊娠中でも全然平気でできるんですねって驚き。絵では大きなお腹は分かりづらいのですけど、ちょっと自分勝手な人に思えました。

    あげく、二条に自分の子を妊娠させて、生まれたばかりの子は取り上げちゃったし、まあ生まれて困る子だったとは思うけど、なんだかなぁ。流されやすい二条にちょっとイラってしました。

    最後に出てきたお坊さんも気になります。

  • 2009/08/25 初読。
    2009/09/11 再読。最終巻の購入に合わせ、改めて1巻から通して読み直し。

  • 実兼様の人柄がどろどろな状況をなんか爽やかにしていくんだよね。
    二条&実兼のコンビが一番好きです。

  • ¥105

  • ヤングユーにて連載中。「とはずがたり」のコミックス化。原作を読んで見たかったものの、あんまり小説化されてかなったのでコミックス化は嬉しかった。

  • 時代が違うからしがらみも現在とは全然違うんだけれど、そういうものを全部削ぎ落としていったら、残るのは女の嫉妬やら恋心といった単純な気持ちだけ。だからこそ面白く読めるんだろうなあ。帯の言葉にもなっている、「いつまでも心に残る そんな雪の曙の人」っていうフレーズが好きです。素敵フレーズ!

  • 以下続刊

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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