いぬやしき(5) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社
3.65
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本棚登録 : 432
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063545968

作品紹介・あらすじ

犬屋敷壱郎と獅子神皓。二つは同じ強大な力を持ちながらも、その存在は対極をなす。人の命を救う事を使命と感じる犬屋敷と、人を殺すことに生の実感を得る獅子神。犬屋敷は獅子神の凶行を止めることができるのか。だが、そんな獅子神にも変化の兆しが……。果たして二つの人を超えた存在は、この世界をどう変えてしまうのか。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/07/08 1

  • 獅子神はいろいろ不安定だなぁー。しかし、画面越しに攻撃とか一体どういう仕組みなんだろう。

  • 直接触れず人を呪殺するとしたら殺人罪にはならない、「不可能犯」だから裁判員裁判でも有罪にするのは困難と思うが/マスコミが「事態の重大さに」「高校生・獅子神皓」と特定して晒す。加藤が秋葉原の同好の男女を襲ったように、ネット世論は普通は弱者を叩くものだが「晒されるからには無害なのだろう」と見くびって…母親が自殺。ガン死の恐怖で精神の病んでいるのを超ボディが治したからこその「責任のとり方」だったか。とすると皓に責任があるが、逆上し逆恨みにネット民を恨み、回線端末の向こうにまで凶弾を届ける機能も判明。爺さんと同じ独りよがりの正義

  • 今回は全部皓のターン。警察に乗り込まれて逃げた先は同級生の女の子とおばあちゃんの家。そこに匿ってもらう間に母親はマスコミに追われたり姿を消したり自殺。悲しみにくれた皓は母親を追い詰めたマスコミや2chの書き込みユーザーを片っ端から襲撃。PCからばんばん撃ち殺すのはすごいこと思いついたなーと感心した。そんなのありなんだ。同級生の女の子のおかげで大量に殺した代わりに同じだけ人を救うことにした皓。ツイッター使って拡散してもらうところがまた今時の学生だな。犬屋敷さんはひっそりやってるのに。空飛ぶ時の女の子の抱き方が変わってて大事にしてる感じが伝わってきた。のにまた追っ手が来ちゃったのかな。皓がいい方向に変わろうとするタイミングでやってくる追っ手。

  • 2ちゃんねらーを獅子神が殺戮。善に向きかけた獅子神を狙う官憲。

  • ネット民をロボット少年が殺していくところが痛快だった。彼がお世話になっているおばあちゃんと孫の二人家庭がなんだか切なかった。『GANTZ』の時の加藤と弟の二人暮らしが慎ましく暖かい感じを思い出した。

  • 大ゴマが多くてセリフも少ないので、連載で追うと進みが遅く感じてやきもきするが、単行本でまとめて読むとかなり面白い。

  • やっぱり飛んでるところはワクワクする。バランスを取れずに無理やり飛んでる感じは、夢の中であった気もする感覚。夢の中の感覚が、この漫画のリアリティ。

  • 獅子神が指名手配さる中、TV、ネットに晒される家族。誹謗中傷、心ない言葉が母親を追い詰めとうとう… こういうリアル感がほんとゾッとする。恐ろしい事になる予感が的中し獅子神は次々と人を手にかける。そんな彼の心に入ってきたクラスメイトの渡辺しおん、彼女の存在が獅子神を救う事になってくれればと心の底から思います。そんな彼らに警察の手が… 壱郎と安堂は何をしているのか、この2人の動きも気になる〜! 感謝、感謝のお借り本。

  • フツウによい感じの展開、またもストレス発散系

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著者プロフィール

福岡県出身。1992年より「変 ~鈴木くんと佐藤くん~」を週刊ヤングジャンプにて連載スタート。1996年にはTVドラマ化されるヒットを記録。2000年より同誌にてSFアクション「GANTZ」を連載。マンガの背景にコンピューターを使ったCGを取り入れたりするなど緻密な作画とスリルある壮大な展開で好評を博し、アニメ、ゲーム、実写映画化などさまざまなメディアミックスがなされた。 2014年よりイブニング(講談社)にて「いぬやしき」の連載を開始する。

「2014年 『いぬやしき(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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