- Amazon.co.jp ・マンガ (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063600506
作品紹介・あらすじ
超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ずっと読みたいと思っていた源氏物語の漫画版をやっと全巻読むことができました。美しい絵にきらびやかな、けれども悲しい物語にどっぷりとはまりました。
それにしても女性というのは、かくも長い間弱く悲しい存在だったのだなと思いました。ごくごく最近になって女性が手に入れた、殿方に頼らずとも強く生きていける今の時代を心からありがたく思います。 -
誰もが一度は通る道…とまでは言わないかもしれないけれど、大多数の人が読んだことあるのでは…?と秘かに思っている。
私は百人一首を覚える目的で読んでみようと思ったのですが、大人になってふと読み返してみたくなり購入。
俳句や川柳、落語…色々ありますが、私には百人一首がちょうどよいサイズで…好きなのだと思います。
ちなみに、『あさきゆめみし』を読んでも句はあまり覚えられません(笑) -
第一巻。
藤壺様を追っかける情熱的な源氏が見られます。元々、学習マンガで昔々に読んではいたので内容は知っていました。紫式部先生の傑作!ストーリー展開はやはり紫×大和、最高のタッグで面白いです。
が。
これは大和センセの問題でもましてや紫センセの問題でもないのですが。
やっぱ、ダメなんですよね~平安時代の恋愛観笑
(自称古文好きがこんなこといっていいのかどうか、、、汗)
藤壺様への思いのあまり光源氏がプレイボーイと化すのも??て思ってまうし、女の人が受け身しかとれないのも???て思ってまうし、
多分根本的にダメなんでしょう(すごい他人事風)。
といいつつ、次の巻も読みます
-
漫画だからサクサク読めるかな‥‥と思っていたけど、意外とてこずった。登場人物が多いためか、誰が誰なのかが一見わからず前後の文脈から判断しなければならない。
勝手なイメージで藤壺が初めての人かと思っていたけど、六条御息所に手解きを受けていた。六条御息所にしても源の典侍殿にしても、恥ずかしいと思いながらも若い男に入れあげてしまう熟女たちやイケメンにキャーキャー言って騒ぐ宮中で働く女達など時代は違っても今と変わらないなと感じた。 -
十数年前に読んだ時には全く良さが分からなかった。。。(記憶によると途中で断念した気がする。)
でも、大河ドラマ「光る君へ」を観て、平安貴族や藤原道長の関連書籍を何冊か読んでから挑んだら時代背景も含めてすごく見えるものが増えた! -
◆『源氏物語絵巻』今様
言わずと知れた『源氏物語』を漫画化したもの。「『源氏物語』を知る」という上では、スタンダードというか古典の類いに入る作品ではないかと。大和和紀先生、よくぞ描いてくださった。助かった受験生は数多くいるのではないでしょうか。
漫画の中で、光源氏が天皇家の置かれている状況を憂い、藤原氏に対して批判的な意見を考えている場面が描かれています。不勉強で、原作にこのような箇所があるのかどうか知らないのですが、もしそうなら、道長は式部に対して寛容だったな、と。大河ドラマ『光る君へ』の二人の関係がふとよぎります。 -
光る君へを楽しみに見始めて、関連番組で源氏物語の話を聞く機会が増え、ちゃんと読みたいなと思い導入としてはやっぱりこれだなとようやく手を出してみました。高校の図書館にあったけど、絵柄が好みじゃなくて読んでなかったんですよね。
改めて読むと、わりと源氏物語に沿った言葉選びのように感じます(昔受けた古典の授業の記憶なので、かなり曖昧な記憶ですが)。