- Amazon.co.jp ・マンガ (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063600544
作品紹介・あらすじ
超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!
感想・レビュー・書評
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堂々完結!
女三の宮の出産のところとか紫の上死去のところとかグッときてしまった。。。源氏も年取って衰弱してるってこともあり、楽しいことはあんまりなかった一巻だったけど、うん、切ない終わり方でこれはこれで好き。
でもラストofラストで見開きページに女の人がワーッと描かれていたところでは場違いながらぎょっとしてしまった笑
私の愛したすべてのすばらしい女人たちよ、、、
ーーーー女・人・多・す・ぎ!
最後の最後でも源氏のプレイボーイには慣れることのできない私でありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。 -
《目次》
其の三十五
其の三十六
其の三十七
其の三十八
其の三十九
其の四十
其の四十一
其の四十二 -
光源氏が亡くなり次巻から宇治十帖に入ります。薫(子供)が可愛い。
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35帖柏木から41帖雲隠まで。第一部完。
時代の価値観ではあるのだからしかたないのだろうけれど、主人公はじめ男たちのやることも言い分も身勝手にしか思われず、女人たちの八方塞がり状態が理不尽すぎてけっこうストレスが溜まる巻。 -
因果が巡って源氏も妻の不貞と不義の我が子の存在に苦しめられる事に。何事もスムーズに行っていた彼の人生でおそらく初めて自分の罪と向き合わされる事になった。それにしても、嫌味なジジイになってしまったな。
夕霧に好かれてしまった二の宮がお気の毒。殿方に思われてこそ女の幸せ‥‥と言うのは世間の勝手な憶測、好きでもない男を拒む権利もあるだろうに。彼女が雲居の雁みたいにはっきり物が言える性格だったら結果は変わっていたかもしれない。雲居の雁は結構好きなキャラ、今後の活躍が楽しみ。 -
光源氏の晩年。35話から42話まで。ここまで来ると源氏物語も味わいが出てくる。
前号で六条院(光源氏)の正妻、女三宮が薫を出産する。柏木との不義の子であり、六条院も気づいた。柏木は良心の呵責により心身衰弱し亡くなり、女三宮は出家してしまう。六条院もかつて父帝の女御・藤壺の宮との間に不義を働いたことが思い出される。
柏木が六条院と対面し、六条院が自分の不義に気づいていることを悟るシーンは名場面。
独り身となった柏木の未亡人・女二宮。六条院の息子・夕霧が世話を焼き、ついには自分のものにしてしまう。夕霧の妻・雲居の雁は夕霧の元を去る。
紫の上も、女三宮のこともあり、六条院との中も冷え、亡くなる。六条院は最愛の人を亡くし、1年の法要後、紫の上の後を追うようになくなる。
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登場人物
六条院・光源氏。
朱雀院:源氏の兄。今上帝・女二宮・女三宮の父。
冷泉院:先の天皇。源氏と藤壺の宮との間の不義の子。
今上帝:朱雀院の嫡子、源氏の甥。
源氏の妻・愛人
紫の上:源氏が最も愛した女性。ヒロイン役。女三宮により正妻の場を奪われる。
女三宮:朱雀院の娘、源氏の姪。4巻より降嫁し源氏の正妻。
明石の上:源氏の最期を悟る。
花散里:夕霧の養母
源氏の子・養子
夕霧:源氏と葵の上の子。嫡子。雲居の雁との間に8人、さらにもう4人、合計12人の子をもうける。夕霧と女三宮の間を疑う。父と異なり女の扱いが下手。
明石の中宮:源氏と明石の上との間の子。今上帝の中宮となり、東宮・二宮・三宮・女一宮を産む。
秋好中宮:源氏の養女、冷泉帝の中宮(3巻)
玉鬘:頭の中将の子、源氏の養女、髭黒の大将へ嫁ぐ(4巻)
薫:柏木と女三宮との間の不義の子。その事実を隠し、源氏が育てる決意をする。
頭の中将・大臣:源氏のライバル
柏木:頭の中将の嫡子。正妻は女二宮。源氏の正妻である女三宮との間に不義を働く。夕霧に六条院にすまないことをしたことを告白する。
雲居の雁:夕霧の正妻。夕霧が女二宮を妻に迎えたことにより、実家へ戻る。 -
読み始めたら止まらない。
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201407購入