Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1) (ヤンマガKCスペシャル)
- 講談社 (2005年11月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063613896
作品紹介・あらすじ
徳川三代将軍家光の治世。会津藩の国家老・堀主水一族は、謀反の罪で捕らえられ斬首される途中、鎌倉の東慶寺にて悪鬼・会津七本槍の手によって一族の女たちを次々に惨殺された。生き残った堀の女たち七人は一族の仇を討つため、江戸柳生家の長男にして剣の天才児、柳生十兵衛三厳を指南役として迎える。十兵衛は女たちを導くことを約束するが、復讐の的である七本槍に自分は直接一切手を出さないことを決まりとした。かよわき女七人、未曾有の復讐は果たして成るか!?
江戸時代、会津藩主・加藤明成に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には恐ろしいたくらみがあった。一族の男たちの目の前で、堀の女たちを惨殺しようというのだ──。大いなる復讐劇が今、幕を明ける。
感想・レビュー・書評
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柳生十兵衛、会津の暴君に挑む
悪逆の会津藩主・加藤明成と配下の会津七本槍により、惨殺された堀一族。生き残りの堀一族の美女7人は、指南役に柳生十兵衛を迎え、七本槍と加藤に復讐を挑む。
せがわまさきが、「柳生忍法帖」を漫画化。
沢庵和尚に頼まれ堀一族の美女7人の助太刀に立ち上がった柳生十兵衛。彼が堀一族の美女7人に軍略や武術を教え、いかにして腕では劣る堀一族の美女が会津七本槍を倒すかを、相手の裏をかきつつチームプレイで倒していくバトルの連続は、前作の「バジリスク甲賀忍法帖」よりもスリリングで、飄々としながらも義に熱い柳生十兵衛の陽性の男の魅力もあって、スカッとする後味です。妖婦おゆらの妖艶でツンデレな魅力も、素敵でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「次は、『魔界転生』を描け~!!」
とわめいていたので、この展開は、けっこううれしかったりします。
このまま、十兵衛三部作を全部マンガにしてほしいです。
しかし、この題。ちょっと、笑いました。
Yは「柳生」で、十が「十兵衛」なのはすぐにわかったけど、Mって何?て思いました。
Mは、光厳のMなのね。
あと、「この物語は無論のこと創作物(フィクション)也」というのも、笑ってしまった。
「也」ってなんナリ?
そんなしゃべりかたする人は、「キテレツ大百科」のコロ助ぐらいしかしらないナリよ。
いや、ホント、期待しています。
「んふっ」
に若干の不安はあるものの(笑)
般若面、正体まるわかり(笑) -
全巻購入
話としては面白かったけど、最後まで読んでも女7人に全く思い入れがわかないというのはマズいのでは(おゆらさんが全部持っていったというのもあるが……)。
原作もこんな感じなのかしら。 -
十兵衛かっこよすぎる。
女の人だったら、おゆらさんが好きだなぁ〜。
んふっ。 -
寛永19年(1642年)
会津騒動
加藤明成、堀圭水、徳川家光、千姫、柳生十兵衛 -
甲賀忍法帳バジリスクを読んで、面白かったので購入!
この人の絵...苦手だったはずなのに!
面白い!甲賀より読みやすく大好きです。
すぐに先が気になって買ってしまう!
柳生のキャラも面白くていい! -
せがわ先生の風太郎作品の漫画化第二弾。
もう、風太郎作品を絵にするのはせがわ先生以外考えられないです。素敵すぎます。 -
時は徳川三代将軍・家光の時代。暗愚な主君に愛想を尽かし、一族を引き連れて会津を出奔した家老・堀主水。怒りに燃える主君・加藤明成は、「会津七本槍」に堀一族の女どもを虐殺させる。家光の姉・千姫の助けにより生き残った女七人は、剣豪・柳生十兵衛を師として、会津七本槍への復讐に挑む!
――山田風太郎原作「柳生忍法帖」がヴィジュアルとして甦る! -
全11巻 完結
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せがわ まさき