センゴク(12) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 : 宮下英樹

• 講談社 (2007年2月6日発売)

作品紹介・あらすじ

精密な時代考証と大胆な人物描写で、すべての常識を覆す超リアル戦国合戦譚！！　時は戦国時代。美濃・斉藤家の家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。そこに待っていたのは、合戦に明け暮れる過酷な日々！　だが仙石は、織田信長・羽柴秀吉ら戦国時代のカリスマたちの下で大きく成長してゆく。史上最も失敗し挽回した男・仙石権兵衛秀久の一代記、ここに開帳！！


武田信玄はすでにこの世にいない―。織田信長は自身の包囲網の要が外れたことを知る。するやいなや、次なる標的を越前百年の栄華を誇る朝倉義景に定めた。金ヶ崎の退き口から４年。蓄積された信長の怒りが、神懸かり的な進撃となって爆発する！！　織田軍３万ｖｓ浅井朝倉軍２万５０００。史上最大の“後詰め”大追撃作戦開始―！！

感想・レビュー・書評

[bukuawaさんの感想 · 2023年5月1日]

信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久（権兵衛）を主人公にした戦国青春物語第12巻。朝倉攻め完結巻。ここにきて目覚めた朝倉義景が最後に男を飾る。それにしても遅すぎたか。より早く機に乗じていれば、味方に足を引っ張られることもなかったのにとも思う。でも悲劇的だからこそ母の最期の膳を味わう場面も生きてくるのではあるが。そして女に生きた斎藤龍興の最期も描かれる。心底憎めない男であった。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2017年7月9日]

武田法性院信玄はすでにこの世にいない――。織田弾正忠信長は自身の包囲網の要が外れたことを知るやいなや、次なる標的を越前百年の栄華を誇る朝倉左衛門督義景に定めた。金ヶ崎の退き口から4年。蓄積された信長の怒りが、神懸かり的な進撃となって爆発する!!　織田軍3万vs.浅井朝倉軍2万5000。史上最大の“後詰め”大追撃作戦開始―!!（Amazon紹介より）

[ホトケさんの感想 · 2015年9月12日]

朝倉を追う信長が神がかりの追跡能力を発揮する。

[bubu-oさんの感想 · 2014年9月24日]

戦争って将棋みたいです。
一手先を読んで動く、そして相手を倒す。
馬鹿には出来ないな。

[dannerさんの感想 · 2013年5月18日]

ジゴロの死に様

[しろくまさんの感想 · 2010年6月5日]

一乗谷炎上。ここにきて朝倉義景がいい感じ。一方のゴンベイはじめ織田方は信長以外パッとしない。秀吉はじめ諸将はカンペキにコマ埋め要員だなこりゃ…

[leverlossさんの感想 · 2009年4月28日]

義景にむせび泣いた

[りんさんの感想 · 2007年10月4日]

ここにきて、お蝶が、こんな感じでは、センゴクの生き甲斐が……。

やっぱり、離れているとダメだよねぇ。

[こじゃさんの感想 · 2007年4月8日]

浅倉討伐に乗り出した信長。ある時は調略によって、またある時は奇襲によって、朝倉家を内外から崩してゆく。その中で、斉藤龍興は命を落とし、お蝶ら腰元は逃亡生活へ。家臣に裏切られた浅倉義景は自刃。兵庫助も今まさに自刃して果てようとする。兵庫助、お蝶、そして権兵衛それぞれの運命は？！

著者プロフィール

漫画家 富山大学中退.2001年「ヤングマガジン」（講談社）掲載の『春の手紙』でデビュー.主な著作：『センゴク』全15巻 2004年～2007年.『センゴク外伝 桶狭間戦記』2007年より連載中.『センゴク天正記』2007年より連載中（いずれも講談社刊）

「2010年 『浜松の城と合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」