シマシマ(12) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
3.32
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本棚登録 : 318
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063729511

感想・レビュー・書評

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  • 2021/04/08

  • このまとめ方は一体…!?何があったんでしょう。
    主人公に注目しながら読んでたのに、急に主人公がひとり歩きを始めてしまってそのまま幕が閉じた感じ。
    なんだろ、この投げやりに放り投げられた感。
    これまでの話がキャラを含めて魅力的だったので勿体無い締めくくりでその分落胆が大きくなってしまいました。寂しいです。
    事情があって連載打ち切りとかだったのかなとか考えてしまいます。
    できる事なら最後を気持ちよくまとめて欲しかった…。

  • 3-12巻まで読了。シオの選択。そうきたか、と。本当にきっかけは些細なことなんだよな、というのが身に沁みて。最後、誰がかわかりますか?との作者の問いに、こ、これは、社長なの?いつの間に?あんなに嫌っていたのに?というのが謎といかなんというか。4人それぞれの進路は、脚本家に、自分の居酒屋経営に、アートディレクターの卵に、旅行会社と。そして、シオとあの4人が揃った瞬間は本当に奇跡だったんだな、と。他のキャラではやはり菖子さんが強く印象に。バリッと仕事して怒ると強くて、けど、可愛がって、愛情を持って接してくれて、焦らなくていいと諭し、ダメにすると思えば気持ちが残っててもスパッと切って、成長を促すなんて、カッコイイ。以下、各巻あらすじまとめ。 (3巻)シオの元夫、ガイの兄の突然の来訪。それを隠そうと必死になったガイは後から悩み、連絡がつかなくなるが、意を決して、シオに告げると今度はシオが不調に。いちばんの身近な存在を気遣ってやれなかった、と悔やむランだが、駆けつけたのはガイだった (4巻)シオの窮地をすくったことで、ガイはシオへの気持ちに気づき、ちょっとずつだけれど関係が前進。ほかの三人は、やりたいこと、進みたい道を見つけつつあり…と。 (5巻)ランがぐいぐいとせまる巻。負けじとガイも、決死の思いで兄のもとへ決意を告げに。そして、迷うシオ。悩むシオ。リンダも、いつもの調子とは行かず…。(6巻)ランは回答を待ちつつ、ガイは気を入れ替えて父の仕事を学ぼうとし、リンダはのたうちまわっているのを面白い、ゆっくりでいいと受け入れてもらい。マシュは脚本がじょじょに認められ。思いの交錯する年末年始に…。(7巻)急にシオから距離を取り出すランとガイ。シオは悩み混乱し、結局はしがみつき…と。あと、この巻はユミさんがいい味出してるなあ。最後のランの涙は… (8巻)ランのド直球がシオにささり、二人の関係は大きく進むことに。ガイは何か見つけなければと迷走してるけど、動いてるだけ全然いい、と。マシュは脚本家デビューし、リンダはデザイン業界をめざし。(9巻)シオさんの仕事に大きな転機。そして、なんとシープの四人がシェアハウスすることに。どうなることやら。(10巻)シオの新しい店のオープン。行くのが一番のお祝いとなんとか駆けつける四人。ガイはまさかの…だけど。すべてがうまくまわりそうなところに、ひょんな事から、シープが記事になりそうになり…。(11巻)四人それぞれの将来に向けたエピソードが描かれ。そんななかガイはシオへの気持ちを新たにし…。

  • あっさりランちゃんまで振られてしまってちょっとびっくりだけど、確かにその一言が許せないというかひっかかって冷めちゃうというのはあると思った。でもシオさんがどちらも選ばなくてちょっと安心したかな。みんなもっともっといい恋愛が待ってるさ!(イケメンなんだし)

  • それぞれの成長群像として描きたかったのかなーと推察はするし、確かに皆が前を向いているのは良いけど、見たかったのはラブエンドだったので、とってもとっても、(´・ω・`)ガッカリ…。
    途中まで面白くてハマっていたので尚更。
    ランちゃんがもったいなさ過ぎる。もっと本人を前に本音をさらけ出してたら、また話が180度違ったと思う。モヤモヤするなー。
    男の趣味の悪いシオさんが、悪いままに見えるのもあーあという感じ。

  • 大人買いの一気読み
    ラストでランちゃんとガイくんが両方シオさんにに振られちゃうのがスッキリしたんだけど、ランちゃんはちょっとかわいそうだっだかな。
    さいごにシオさんがセクハラ社長とくっついたのはビックリしたけど、案外お似合いかもね(^^;;

  • なぜそうなった!?
    …と突っ込まずにいられないラストでしたが。。
    現実的といえばそうかもしれないけど、シープのだれかとくっついた方が読者としてはまだ納得できました。
    脇役みたいなのをラストにもってこられても。。
    でも、落ち込んだりと感情をあらわにしたランちゃんが珍しかったのでそういう点では面白かったかな。
    後日談描いてもらわないと納得できません~

  • 4/3

  • 最後まで読んでしまった。
    このマンガのいいところは、スタイリッシュなところ。
    容姿だけではなく、ガツガツしていなくて、でもみんな仕事をちゃんとしていること。
    もちろん服も好感もてるスタイルを貫いている。
    で、面白いのは、作者さんが登場人物のワードローブを押さえていること。
    やたらに登場人物を着飾らせているわけではない。手持ちの服があって、それを組み合わせている。そういうのがオシャレなんだよね。

    あとは、やっぱり黒(ベタ)の使い方。すごくベタっとした真っ黒なんだけど、絵が締まってカッコいい。

    ただ、黒黒とこだわったが、一点定まらないのが、シオさんの髪の色。
    シオさんは何度か表紙にもなっているが、茶髪なのか、グレーなのか、もしかして金髪、銀髪なのかわからない。8巻の表紙なんて黒髪で、誰だか分からなかったし。
    まさにそれがシオさんのミステリアスな魅力であり、このマンガの主人公の特権なんだろうな。

  • なんか・・・残念なラスト。シオならではの選択ではあるのだけれど。でも、シオさん、男の趣味が悪すぎるよ。ランちゃんを手放すのは間違いだ~。きっと数年後に別れて傷ついたシオを、ランちゃんは優しく介抱するのでしょう。とはいえ、癒し系男子たちに癒されたのでした。

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著者プロフィール

1974年8月1日生まれ、栃木県出身。93年9月、ヤングマガジン増刊「ダッシュ」にて『群青』でデビュー。代表作品に、『はるか17』、『フローズン』、『NANASE』、『東京家族』、『マイナス』(沖さやか名義)、『マザー・ルーシー』(沖さやか名義)などがある。93年『ミス・キャスト』で第28回ちばてつや賞佳作受賞。「沖さやか」から始まり「山崎さやか」そして「山崎紗也夏」と、2度改名している。

「山崎紗也夏 スキマのひとり言」
http://blogs.yahoo.co.jp/yamazaki_pro

「2015年 『サイレーン(7)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山崎紗也夏の作品

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