- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063760392
作品紹介・あらすじ
不思議コメディ!
霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に…。そこは、市原侑子(イチハラユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?
「店」を営み続ける四月一日を取り残したまま、百目鬼やひまわり、小羽のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが‥!?
感想・レビュー・書評
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第19巻 最終巻
今回は最後の一気に年月が経過するというところに
少し急に終わらされる感があるなと思うにとどめ、
面白かったので評価は5ですが、
今回は、語れることは特にないですね。
ちょっとだけ、もの悲しいという感じもありますが、
19巻で一応は最終巻ですが、
今(2022年5月)読んでるということを察してください。
涙と書いてレイが4巻控えているので、
まだ、完全な終わりではないのです。
続きを描く、ってのはちょっと無理があるような気もしまので、
19巻の中のどこら辺を描いているのかな、
なんてのを想像しつつ、近いうちに読もうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ最終巻。
侑子のいない店を守ってきた四月一日が、最後にようやく彼女の残した夢に触れて、それでもなお彼はこれまで通り店をつづけていくことを決意するところで、物語は締めくくりとなっています。
本巻でこのシリーズはひとまず締めくくりとなりますが、劇的な物語の動きはありません。侑子が百目鬼に託した卵の秘密も、百目鬼のセリフのなかで示唆されてはいますが、はっきりとした答えが与えられているわけではないように思います。そのことが逆に、悠久の時のなかでそれぞれの営みをつづけているキャラクターたちの姿がくっきりと描き出されており、本作のもつ独特の雰囲気をこれまで以上に高い調べで読者に届けているように感じられました。 -
おもしろかった~!
ツバサとリンクしてる部分は両作品読まないとわからないわけですが、両作品読んだ上でこちらの方が断然絵もシンプルで話もわかりやすく読みやすかった。
ただ…続くなら続く…で19巻という半端な数字で終わらなくてもよかったんじゃないかな~?
続編、戻の方も楽しみにしてます。 -
wowowでドラマ見てて何となく読んでみたら、ドラマ何だったの?っていう面白さでした。
普段マンガはあまり読まない、活字派の方にオススメのシリーズです。
(ツバサはそういう点ではちょっと違いますが。)
内容深いです、好きなやつです。
おかげさまでその後CLAMP作品結構読みました。
恐ろしい子……っ!!
入院中にレンタルで読んだんですが、引っ越したら購入したいです。
友人曰わく、ツバサ読んだらホリックが絡んでくるところ(ハイパーリンク)が意味不明で、
イライラしてホリック読まなかったそうな(笑)なんでやねん!
私はホリック→ツバサの順で読みましたが、むしろスッキリしたぐらいなのでこの順番正解だったかもしれません。 -
関連書籍にあまり関連のない、この中で帰結するエピソードが好き。絵の美しさははさすがです。