×××HOLiC(19) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
3.87
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感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063760392

作品紹介・あらすじ

不思議コメディ!
霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に…。そこは、市原侑子(イチハラユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?


「店」を営み続ける四月一日を取り残したまま、百目鬼やひまわり、小羽のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが‥!?

感想・レビュー・書評

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  • 第19巻 最終巻
    今回は最後の一気に年月が経過するというところに
    少し急に終わらされる感があるなと思うにとどめ、
    面白かったので評価は5ですが、
    今回は、語れることは特にないですね。

    ちょっとだけ、もの悲しいという感じもありますが、
    19巻で一応は最終巻ですが、
    今(2022年5月)読んでるということを察してください。
    涙と書いてレイが4巻控えているので、
    まだ、完全な終わりではないのです。
    続きを描く、ってのはちょっと無理があるような気もしまので、
    19巻の中のどこら辺を描いているのかな、
    なんてのを想像しつつ、近いうちに読もうと思います。

  • シリーズ最終巻。

    侑子のいない店を守ってきた四月一日が、最後にようやく彼女の残した夢に触れて、それでもなお彼はこれまで通り店をつづけていくことを決意するところで、物語は締めくくりとなっています。

    本巻でこのシリーズはひとまず締めくくりとなりますが、劇的な物語の動きはありません。侑子が百目鬼に託した卵の秘密も、百目鬼のセリフのなかで示唆されてはいますが、はっきりとした答えが与えられているわけではないように思います。そのことが逆に、悠久の時のなかでそれぞれの営みをつづけているキャラクターたちの姿がくっきりと描き出されており、本作のもつ独特の雰囲気をこれまで以上に高い調べで読者に届けているように感じられました。

  • 【あらすじ】
    「店」を営み続ける四月一日(ワタヌキ)を取り残したまま、百目鬼(ドウメキ)やひまわり、小羽(コハネ)のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが……!?オカルティック不思議コメディ第十九弾!!

    【感想】

  • おもしろかった~!
    ツバサとリンクしてる部分は両作品読まないとわからないわけですが、両作品読んだ上でこちらの方が断然絵もシンプルで話もわかりやすく読みやすかった。
    ただ…続くなら続く…で19巻という半端な数字で終わらなくてもよかったんじゃないかな~?
    続編、戻の方も楽しみにしてます。

  • ひまわり、百目鬼共に月日が経過し過ぎていて、四月一日が切ない…
    そんなに長い月日が経過しても、逢いたい人に逢えないなんて…
    四月一日はいつ侑子に逢えるのでしょうか?
    逢わせて欲しい、逢わせてあげたい、切にそう思います。
    百目鬼の卵はいつ使うのか?使うとどうなるのか?謎が解明される日は来るのか?

  • 2部最終巻。

  • 雨童女や座敷童、遥さんとも交流が続いてるのが嬉しいけれど少し吃驚。

    正体当ての問答も面白かった。

    ヒトは色々な物事を決め、朽ちさせていく。振り回された挙げ句、忘れられてしまうモノ達は哀しいし寂しいだろうな。
    “ヒトのつけはヒトが払う”それは何時、どんな形で訪れるのだろう。

    最後の話のオチには愕然とした。
    卵が何の為にあるのかなんとなくわかったかも?
    これからも四月一日はずっと待ち続けるんだろうな。“彼”が傍に居るのが救い。
    願わくばこれからも独りきりになりませんように。

  • wowowでドラマ見てて何となく読んでみたら、ドラマ何だったの?っていう面白さでした。
    普段マンガはあまり読まない、活字派の方にオススメのシリーズです。
    (ツバサはそういう点ではちょっと違いますが。)
    内容深いです、好きなやつです。
    おかげさまでその後CLAMP作品結構読みました。
    恐ろしい子……っ!!
    入院中にレンタルで読んだんですが、引っ越したら購入したいです。

    友人曰わく、ツバサ読んだらホリックが絡んでくるところ(ハイパーリンク)が意味不明で、
    イライラしてホリック読まなかったそうな(笑)なんでやねん!
    私はホリック→ツバサの順で読みましたが、むしろスッキリしたぐらいなのでこの順番正解だったかもしれません。

  • 妖怪のようなこの世の物ではない物が見えてしまう四月一日と、どんな願いでも、その願いに見合った対価さえ払えるなら叶えてくれる侑子さんが主な人物となっていく物語。

    この話の序盤の、奇跡のような「願い」も相応の「対価」が払えさえすれば叶える事ができる、そんな願いがある人々を題材にした1話完結の短編、というのが人間の業をわかりやすく表現しているようで好きでした。

    中盤で他の同作者の作品とリンク?しているような人物やら話が出てきてしまい、その作品を知らないので、ちょっとついていけなくなり13巻くらいで読むのをやめていたのですが、最後が気になりまとめて読みました。

    途中でタイトルに「籠」がついて改名され流れが変わったのでしょうか?
    ここからまた面白くなりますが、主人公四月一日がいきなり冷静沈着になってしまい寂しくもなりました。

    一気読みしていたらうっかり18巻をとばして最終巻を読んでしまいあああああ、となりましたがそれでも面白かったです。
    最終和、最後の話の主人公のセリフにゾッとしました。
    ものすごく悲しい話では無いけど、昔読んだ自分に声をかけてくれるまでずっとそこに体育座りをして代替わりを待たなければならない座敷童子の話を思い出しました。

    ジャンルはファンタジーになるのでしょうか?
    ファンタジーが苦手な人以外にはオススメです。ちょっと長いし絵にクセもありますが読んで損は無いです。

  • 関連書籍にあまり関連のない、この中で帰結するエピソードが好き。絵の美しさははさすがです。

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