スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)

  • 講談社
3.65
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本棚登録 : 879
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063768756

作品紹介・あらすじ

ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化!! 第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた、超話題作登場!!

ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化!! 第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた、超話題作登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 今までに記事などで見ていたジョブズの人物像から、
    その人となりを掘り下げて知りたいとは思っていなかったけれど、
    ヤマザキマリさんが描かれるということで
    読んでみようと思ったスティーブ・ジョブズ伝記。

    子供時代は文系だと自分で思っていたジョブズが
    エレクトロニクスに興味を持ち、アートやテクノロジー、
    サブカルチャー、禅、様々な興味の融合と昇華の産物として
    ipodたちを生み出していく軌跡を感じて、すごく面白かった。

    父の車いじりを通じてエレクトロニクスと出会い
    興味を持ち、近所には多様なエンジニアが住み、
    導かれるように開花していった、類まれなる
    天才的なスティーブの才能。

    才能があることは素晴らしいけれど
    自分は特別で自由な人間だと思い、ドラッグに傾倒し、
    度の超えたイタズラを仕掛け、周りを圧倒していく。

    賢く、ナイーブで残酷。それでいて人を惹きつけ、
    類まれなる才能で文系と理系の交差点に立ったジョブズ。

    「禅」への傾倒がその後大きく反映され、
    余分なものを削ぎ落とし、集中し、美への厳しい追求をしていく
    ジョブズの仕事のスタイルを確立させていったとは、
    私も禅の精神がとても好きでよく本を読むので興味深く面白かった。

    そして、インド!
    最近偶然なのかなんなのか、インドに関する本や話に
    接点が多く、ジョブズもインド!とびっくりしつつ。

    気の向くまま自由に放浪しようという境地に
    導かれるのか、その圧倒的な場所インド。
    空から地上を眺めた時に感じるような、人生や自分という
    存在がいかに自分よがりな小さな枠と尺度で
    たくさんのことを捉えていたかに思い当たるのか。
    インドという国は深く、底知れない。

    インドを経て、ジョブズが次に向かった先が
    とても楽しみ。2巻が待ち遠しい!

  • まだ本で読んでなく、
    本屋さんで、マンガ本で見かけたため、
    こちらが先になってしまいました。
    けど、第1巻読んでみて、
    それも有りかと、思います。

  • 稀代の変人、スティーブ・ジョブズの伝記のコミカライズ。
    ジョブズ本人は嫌な奴なわけですが、エキセントリックな彼の行動にただ困惑するか、なにかしらの可能性を感じるか、周りの人々の度量を問われているような気がします。彼の才能を殺すも生かすも彼ら次第。ジョブズは天才だけど、彼一人だけで製品が造られるわけじゃない。そんな偉人ではない苦労しただろう人々に凄いと言いたいです。

  • 圧倒的な画力で描かれています。登場する人たちと実際にあったことがないのに「そう、そう、こんな顔の人だった」て思ってしまうほどです。原作の内容が漫画ならではのアレンジがされていて、その世界観に時間を忘れてのめり込んでしまいます。
    スティーブ・ジョブズさんが好きな人は「このエピソードも載せて欲しかったな」て感じるかもしれません。

  • 元々の伝記にほぼ忠実で、漫画でもウォルター・アイザックソンが淡々と語る形式。コミックとしての個性は極力控えめにしているようだが、時々テルマエ・ロマエでも見せたような著者の感性が見え隠れするのが面白い。ジョブズの父がちょっとだけルシウスに似ているw。

  •  リアルな変人を描かせれば世界一なヤマザキ先生によるスティーブ・ジョブズの自伝漫画。やはり普段変人に取り囲まれているヤマザキ先生はこういう人を描くのがうまいです。

     あぁこいつは天才だ。スティーブ・ジョブズという男の印象は自分にとっては天才としか思っていませんでしたが、やはりこの作品を通しても天才ですね。自分のすべてが正しく、自分を疑わず、千の成功を掴んでいく。子供時代からそんなんだからそりゃすごいっすわ。他人からみれば偏屈、だけどそれで成功しているんだから天才なんですよねぇ。そして、この天才思考をうまく絵に反映しているところがヤマザキ先生のすごいところ。スティーブの「こいつ何言ってんだ、バカかよ」のときの真顔がなんとも雰囲気でていて良い。やっぱりリアルな変人を描けるヤマザキ先生もまた天才なのだ。

     さすがの変人っぷりでしたがこの先もどんなことしていくのか楽しみではありますね。これ読み終わったら原作の自伝も読むかな~。

  • ジョブズの若い頃が描かれているのだが、絵がつくことで彼の憎たらしい基地外振りが更に良く伝わるようになっていて、彼に振り回された人の気持ちを追体験できる。うれしくないけど。
    要は彼は「きれいなサイコパス」だったのだなー、と得心した。

  • なかなか原著に忠実にコミック化しているなぁ。抑制がとれた筆致がいい。ただ、若いころのウォズニアックの顔が、自分のイメージと違いすぎて。。。
    それにしてもこの漫画家、テルマエ・ロマエといいこの本といい、おっさん好きだことw

  • めんどくさいろくでなし! それでも魅力的な猊下であられる。原作の広いエピソード群から捨て、拾い、膨らませる取捨選択が絶妙で、淡々とした中にもはっとする表現がある。作者の職人的な面に驚いた。

  • まあ~凄い人物だねぇ~色んな意味で…帰属性はゼロの人間がよく会社の経営ができたねぇ( ̄▽ ̄;)

  • なかなか癖のある人だなぁ。上司だと大変だ。。

  • テルマエ・ロマエは読んでいた。
    『テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)』のレビュー ヤマザキマリ (ヴァッホイさん) - ブクログ
    https://booklog.jp/users/vahhoi/archives/1/4047261270

    同じヤマザキマリ氏が描くスティーブ・ジョブズ。とてもわかりやすい。ウォルター・アイザックがジョブズの伝記を書くためにヒアリングしながら、その(ジョブズの)ストーリーが始まる形式。なので、間にヒアリングを受けているジョブズのコメントが入ったりして良い。例えば、当時、思いやりのない言動で両親を傷つけてしまい、それを反省している補足があったりした。

  • LSDの話はさておき、子ども達にも読んでほしい。
    インドで彼が何を学んだのかを。

  • ヤマザキマリならではのスティーブ・ジョブズの姿。いろんな人の見方が現れており、とても面白い

  • テルマエロマエのヤマザキマリによるジョブズのbiography

    第一巻は幼少期からインド渡航まで。養子の渇望感や禅の思想、ヒッピーカルチャー、美しさへのこだわりなど、Appleの源泉が描かれている。

  • 「Macintosh」「iPhone」「iPad」を生み出した男
    スティーブ・ジョブズ。

    良くも悪くも、ジョブズの人となりがよくわかる。
    原作も読んでいるが、こちらの方が分かりやすいし、原作に忠実である。

    日々、氏の創ったもので仕事を生み出しているものとして
    感謝を込めて。

  • ジョブズの漫画の中で一番よい。

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  • 原作ウォルター・アイザックソン、作画ヤマザキ マリです。
    漫画じゃない原作も読んでますが、この漫画は、原作を忠実に漫画化しています。全く同じ内容のトレースか、という感もありますが、でも絵になると、いろいろ具体的なイメージが伝わって、これはこれで、良い感じです。
    ちなみに、紙の本ではなく、iBook Store での購入です。Jobs の本なら iPad で読まなきゃ、と思って、iBook Store で買ってみました。電子書籍、悪くないんですが、しかし、絵の品質は紙の本の方がいいですね。なんだろう、絵に「スキャン感」があります。もう少し高精細な感じだと良いんですが。

  • ジョブズの自伝が原作だけど、ヤマザキマリさんの画力によって
    キャラが立っていて面白い。

  • 2017.6.17市立図書館
    ぼーずが夢中になっているアップルのことをちょっとでも理解しておきたくて、原作にあたる伝記を読みつつこのコミック版も。
    ジョブズは身近にいたら敬遠してしまうタイプの人だけれど、まあこの繊細さと独善的なところが今のアップル製品を生み出したのだと思えばありがたいと思える。感謝すべきはジョブズ本人というよりむしろ、ジョブズの才能を見抜いて信頼して登用したり援助したりした人々かな?
    アタリ社をやめてインド放浪まで。

    個人的な大発見は「……っ」の使用(96ページと167ページ、よくみれば他にもあるかも?)

  • 面白かったー!

    「文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある」

    ほんとそうだなぁ。
    iPhone使いながら感心する。

  • ヤマザキマリ先生がわかり易くスティーブ·ジョブズについて人生を解説してくださっています。入門編として読まれて良いものだと。淡々と話がシンプルに描かれているので読みやすいです。淡々と描かれているから普通に面白くて星三つですけど、星に惑わされず読んで頂きたい大人の作品。

  • アップルの創設者の一人ジョブズの伝記を漫画家
    傍若無人っぷりがちゃんと書かれているっぽい
    作者は描けば描くほどジョブズが嫌いになってると思う

  • テルマエが面白すぎたので読んでみたけど
    伝記というわりに詳細さがあんまりなかった。
    ジョブスの逸話はわりといろいろ有名だし、本も出てるので
    読んでたり知ってたりする事が多すぎたのがいけなかったかも。
    想像を超える事とか、知らなかった事とか、そこをこういう風に見せるのか〜っていう新しさがあまりなくて
    ジョブスの絵もあんまりうまく見えなかったのがなあ…。
    2巻から読むかはわからないけどちょっと期待してたのと違って
    画面もごちゃごちゃしていて読みにくかったです。

  • 氏の半生が伺える一冊

  • 4〜5

  • ん!

  • スティーブ・ジョブスの伝記?
    「テルマエ・ロマエ」の山崎さんが描くコミック版です。

    1巻だからなのか?面白くないと感じてしまった。

  • 伝記/小説を漫画化
    17.9.28 06巻up←これで完結!

    全06巻 完結

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著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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