鬼灯の冷徹(8) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.10
  • (137)
  • (157)
  • (87)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 2400
感想 : 92
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871906

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 竜宮城からギリシャまで幅広く行っちゃってます

  •  八寒地獄大運動会からはじまる8巻。今回もあの世知識豊富でへぇ~と思うなか急に現実感ある鬼灯のツッコミに大いに笑いました。

     今回は日本以外の地獄話も多く描写されてました。古代エジプトでの秤やゼウスの浮気グセなどなど日本神話と符号することが多々あるんですね。こうして見ると確かに管轄が違うだけで根本的なとこは変わらない仕組みなのが面白いところだなと思いました。ランドと化した冥界とか一度行ってみたいです。

     現世にさまよう幽霊たちも一網打尽。そりゃぁね幽霊ならあの世行く前に男のロマンを叶えたくなるのは、しょうがないじゃないっすか。あと死んだら遺品整理はさ、やっぱ死ぬ前にしっかりやっとかないと死んでまで秘密を暴かれて「死にたい」とか言いたくないからね!

     浦島太郎・さるかに合戦とお伽話の転用も。お伽話とかイソップなどの絵本にもなってる話には諸説あって色々複雑ですが、鬼灯たちがいるおかげで筋が通ってるように思えますね。現代社会的に考えるとこんなもんじゃないかなというのがこの作品のコンセプトですが、動物園と化す不喜処地獄があまりにもギャップあって面白かったです。

     いろんな事柄巻き込んで鬼灯の冷徹ワールドが着々と広がってくるのがどんどん心地良くなってまいりました。

  • 樒さんが素敵すぎます……ゆるぎない!! しかしつくづく毎回の扉絵がいいなぁ。タイトルロゴが入っていない原画を見てみたい。
    9・10巻は限定版購入決定。

  • 五官庁の話が好き!アヌビスさん可愛い。60話の鬼灯様の墓地Tシャツ、ちょっといいな…欲しいな…。

  • そこまでおもしろいかー?と斜めに読んでたのに、どんな精神状態でもするっと読めて、さわやかな読後感を得られることに気づいた8巻め。遅っ!

    牛頭馬頭とアヌビスがかわいくて悶絶。

  • ステーキハウスカロリー亭での大王のナイフの持ち方が気になって仕方なかった…。次のコマでは正しい持ち方していたけれど、それじゃうまく切れないでしょ?!と。

  • 安定の面白さ。神話は調べ出すとキリがない…

  • 期待を絶対に裏切らない面白さ。
    満を持してギリシャ神話登場。思ってた以上に日本の黄泉の世界とかぶってるんだなぁ。
    シロちゃんもふもふ。柿助がんばれ!
    春一くんナイスキャラ。いつか再登場してくれますように。

  • 59話を読んだ後に、会社のホワイトボードの棒磁石が「ムテキ」とか「カリブ」とか「ハニー」とか色々な文字になっているのだけれど給料日前日に「マネー」になっているのを発見して世知辛くなったの思いだした。

  • 篁の話が割と好きー

全92件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

2010年、『非日常的な何気ない話』で第57回ちばてつや賞佳作を受賞。
その中の一編「鬼」に登場したキャラクター・鬼灯を主人公にした『地獄の沙汰とあれやこれ』が「モーニング」2010年32号に掲載されデビュー。
その後数回の掲載を経て、タイトルを『鬼灯の冷徹』と改め、約9年間連載。新連載『出禁のモグラ』は絶賛連載中!

「2023年 『出禁のモグラ(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江口夏実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×