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銀の匙 Silver Spoon (15) (少年サンデーコミックス)
- 荒川弘
- 小学館 / 2020年2月18日発売
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あーあ終わっちゃったよ
2020年2月27日
誰一人感情移入できないまま斜め読みしてしまった。
たぶん私のコンディションが悪いせいもあるんだろう。
辻村さんの言いたいことがわからなかった。
また時期を置いて読もう
2020年2月27日
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メタモルフォーゼの縁側(1) (カドカワデジタルコミックス)
- 鶴谷香央理
- KADOKAWA / 2018年5月8日発売
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オタクのパワーは、世代を超える。
オタクって、好き!の最大公約数なんだなぁとしみじみ。
好きなものを好き!と言葉にすることは、とっても大切なことだ。
幾つになっても大事にしていきたい。
(わたしは、BTSが、大好きだーーーー!!!!!)
きらきらしてて、笑えるのに、ほろりできる作品。おすすめ!
2018年12月20日
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朝が来る (文春文庫 つ 18-4)
- 辻村深月
- 文藝春秋 / 2018年9月4日発売
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特別養子縁組で関わった、養母と実母を描いた物語。
実母であるひかりの生き様が後半を占めるのだが、本当に痛々しい。
彼女やその彼氏のあまりに無知な言動と思考に、正しい性教育の重要さを考えてしまう。
そのため、年齢設定もあるが、養母である佐都子の大人な対応がまるで聖母のように映る。
そして、二人の子供である朝斗は、文字通り太陽の光のように眩しい。
ラストはタイトルどおり、朝焼けに包まれ、希望に満ち溢れて終わる。おすすめ。
2018年9月30日
大団円とはまさにこのことだなぁ。
2018年9月24日
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オリジン【上下 合本版】 (角川書店単行本)
- ダン・ブラウン
- KADOKAWA / 角川書店 / 2018年2月28日発売
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ウィンストン!ウィンストン♡ウィンストンㅠ_ㅠ
ウィンストン?ウィンストン!!!?
ウィンストン……………という感じです。
2018年9月22日
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コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)
- 村田沙耶香
- 文藝春秋 / 2018年9月4日発売
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主人公、古倉さんに圧倒的な共感をおぼえた。
同調圧力を感じながら、しかし決して理解はできず、でも怪しまれないように「普通」の人を演じる古倉さん。たしかに生まれつき情緒が欠如しているかもしれないが、根本的なところでとてつもなく優しい人だと感じた。
身に覚えがありすぎて、ゾッとする場面も多々あったけれど、ユーモラスでおかしいところもあった。特に白羽のキャラ設定。もはや存在がギャグ。
とにかく、古倉さんの幸せを祈る。
白羽はとりあえず滅べ。
2018年9月16日
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カーターフック屋敷へようこそ
- ギリアン・フリン
- 小学館 / 2016年3月18日発売
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えっっっっ?もう終わり!?
と思ったのは私だけじゃないはず。
これだけじゃとても足りないわー
世慣れすぎだけど隙のある女性と、頭良くて油断ならない少年のコンビ、とってもよかったのに!おねショタぽくて!
連作でシリーズ化求む。
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犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(1) (ワイドKC)
- 松本ひで吉
- 講談社 / 2018年6月13日発売
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犬も猫も飼ったことないけど、それだけに夢がつまってる。犬と猫の個性の描きぶりが素晴らしい。
表情やセリフ、フォントも凝ってる。
そして、どんな体型ポーズでもデフォルメでも、バランスが崩れない画力が一番すごいです。
2018年7月8日
中学生の頃の私も、社会人である私も救われた。
こういうのほんとうまいなぁ辻村さん。しみる。
2018年7月8日
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嘘の木
- フランシス・ハーディング
- 東京創元社 / 2017年10月21日発売
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古い男社会で戦う女性が印象的。
真の敵はおらず、誰もがそれぞれのやり方で戦っている。
嘘の木は結局何かよくわからなかったが、主人公と母親の関係性の変化の描写がよかったのでよしとする。
表紙や前評判から、暗い物語かと思っていたが、読後感はわりと爽やかである。おすすめ!
2018年6月10日
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リバース (講談社文庫)
- 湊かなえ
- 講談社 / 2017年3月15日発売
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うぉーーー!
この最後はないわー。ひどいです湊さん、非情やわー。
登場人物の彼を責めたい気持ちになった。言ってよ!教えといてくれよ!だったらこんなことにはならなかったのに!と。
でも彼の性格じゃ言わないんだろうな。優しすぎるから。
心が一気にモヤモヤしたような、でも晴れやかになるような……感じたことない読後感。
してやられた、ってこういうのを言うんでしょうね。
後味をめいっぱい引くお味。
2017年11月4日
ファンタジーとリアルが混じり合う短編集。
淡々とした語り口のこの人の文調が大好きである。ブラックな内容なものから微笑ましいものまで、幅広く楽しんで読めた。
タイトルでもある浮遊霊ブラジルが秀逸。
わたしもこういう風に成仏したい。
2017年5月14日
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金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)
- 岩本ナオ
- 小学館 / 2016年7月8日発売
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誠実で己に正直であれ。
そうすれば道は開ける!
またしても勇気をいただいた漫画でした。
2017年5月2日
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本屋さんのダイアナ (新潮文庫)
- 柚木麻子
- 新潮社 / 2016年6月26日発売
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麗しい少女たちの、本にまつわる友情譚。
見た目や性格なんて、友情にはなんの関係もないんだ、と再認識した。
大人になるとなかなか新しい友達を作りにくいが、本当に大事なきっかけはそこなんだ。
勇気いただきました。
2017年5月2日
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傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)
- ピエール・ルメートル
- 文藝春秋 / 2016年10月7日発売
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カミーユ、幸せになってくれええええ!
2017年2月18日
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冥闇 (小学館文庫 フ 6-1)
- ギリアン・フリン
- 小学館 / 2012年10月5日発売
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幼い頃に家族を惨殺された女性が主人公のサスペンス小説。
「ゴーン・ガール」もそうだったが、主人公が決して善人じゃないのが好きだ。
お金をもらうためなら家族の遺品も売り飛ばすし、真犯人候補にも嫌々会いに行っちゃう。何それ生々しい人間(笑)
真犯人は予想もしてなかった人物だったが、ラストはちょいと盛り上がりに欠けた感が。単に好みではなかっただけかもだが。
2016年7月2日
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女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。
- ジェーン・スー
- 文藝春秋 / 2016年5月28日発売
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早く40代になりたい!と思わせてくれる本第2弾。
日曜日に買って読んだせいか、「最高の日曜日」が沁みた。バスソルト入れてるのすごいです。
それから、「山田明子について」。
読む雑誌のジャンルが異なったせいで存じ上げなかったのだが、この本を読み終わって山田明子さんのファンになり、Twitterをフォローした。ブログも読み漁りに行こうと思う。
2016年5月29日
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ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 野田サトル
- 集英社 / 2016年4月19日発売
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弱肉強食(文字通り)漫画7巻目。にして初レビュー。
ヒグマやイノシシや人間による殺人シーンの残酷さを、緻密なデッサンと愛嬌のあるキャラクターとユーモアで見事に相殺している作品。
メインは宝の地図を手に入れる冒険譚なんだが、子供向けではない。
殺人シーンはともかく人が食べられてしまう描写は本当に苦手なのだけれど、残酷度とギャグ度がきちんと正比例しているので読みやすい。
ヒロインの、アイヌのアシリパ(リは小文字)さんが最強だがしかし食いしん坊な可愛い女子なので、ほっこり和む場面にも私は助けられている。
また、料理や1話完結の登場人物でさえも描写が凝ってるので、某海賊漫画のように長くなる予感。
2016年5月21日
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40歳になったことだし
- 森下えみこ
- 幻冬舎 / 2016年5月12日発売
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早く40歳になりたい!
と思わせてくれる本。
もやもやが晴れた気がして、たいそう楽になった。
森下さんのように、自然体に、けれどがんばる気持ちを忘れない40歳になりたい。
いいタイミングでいい本を読めた。よかった。
2016年5月17日
はじまりが不吉だったので、まさかの爽やかな読後感に面食らっています。
青春小説なのかな。ミステリーっぽくもあるし‥‥
贈賄の罪を被せられた男を父に持つ娘がメインのヒロインだと思いますが、語り部が違う話が6話入ってます。
それぞれの話の登場人物が繋がっているつくりは好みです。
トータ、という男子高校生が清涼感があって、最後全部持ってかれました。希望が持てるお話です。
2016年3月6日
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ナイルパーチの女子会
- 柚木麻子
- 文藝春秋 / 2015年3月28日発売
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いかなる人間関係も適切な距離と思いやりがないとだめなんですよね。難しいっすねー
毒々しい女子会小説。
主人公の30歳女子2人の言動や思考は多少オーバーに見えたが、突き刺さるところも多かった。
外から見たらとんでもないことしてるのに、本人にはまったく悪意がないところ。やっかいですよね。薄々自分のヤバさ(悪い意味の方)に気づいても、それを止められなくて空回りしてしまうところ。
痛いわぁ‥‥と我が身を振り返ってしみじみしてしまった。
読後感は悪くなくてほっとした。
2016年3月5日