鬼灯の冷徹(12) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063872736

感想・レビュー・書評

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  • 猫好好ちゃんと、ねうねう言ってる変ないきものの
    なんともいえない破壊力!
    カフェで変な人形パカパカしてる鬼灯さまに
    ニヤニヤ(笑)
    この巻も面白かったわー。

    2014.5.1読了

  • みなしごはみなしごです。それはいいです。それを理由に馬鹿にだれるのは嫌いです。鬼灯様のぶれなさってかっこいいな。ミキちゃんはいつかぶっ倒れる気がしてならないが、オジヤ・トルティーヤ・ホヤのホストくずれ野干がミキの兄ちゃんと世間が狭いわね。

  • tsutayaレンタル。

  • 1.花粉に脅える木霊
    2.スケープ≒鬼灯
    3.黒山羊ウーアと恐怖の7匹たち
    4.ミキちゃんキャラの限界
    5.トンガッてた鬼灯
    6.奪衣婆いがいと働き者
    7.現代アート展に出る茄子と神獣
    8.これからコンニャク好きになればいい
    9.当り屋ツル

    お気に入りキャラ、幹ちゃんが心配です。

  • まきみきはどちらかというと、みきちゃん派の私です。
    両方いることで面白さ倍増なんですけどねー
    白澤さんと茄子のコンビもなかなか。
    15歳くらいの鬼灯さんも尖ってていいね☆
    でも丁君時代のほうが好きなんだ・・・私。

  • 表紙・・・。

  • 手に取ったとたんに呪いがかかりそうな表紙が印象的な第12巻。
    この巻の表紙は作品をタイトルしか知らなかった頃書店で見かけて思わず目が離せなくなってしまった思い出深いものです。中身にも物凄い呪い回がありますよ~(笑)
    『鬼灯』はコメディで「日常話」が基本なのでキャラクターを掘り下げた心理描写はほとんど無く、特に主役の鬼灯の心は計り知れない部分もあります。
    それ故に山羊のスケープへの共感が示され、大王への心情が推察できる「白山羊スケープ」は出色。特に好きなエピソードです(まあ同じ巻で閻魔様に色々やってますけど…)

    鬼灯の心情といえば、「孤児と言われる事や生け贄にされた自体は兎も角、それを理由に排斥されるのは許せない」っていうのも数少ない鬼灯のはっきりした本音ですね。
    この事は子供だった15(に当たる頃)の時には容赦ない爆発に繋がり、大人になった現在でも普段以上に眉間にしわを寄せさせる根深いもの。自分の死より排斥の方が許せないってのもなんだか凄い話ではあるけど…。

  • 第93話 花粉症
    って本当気の毒だなぁ。
    鬼灯様も極楽うさぎを紹介してあげればいいのに。

    第94話 白山羊スケープ
    正しい契約は大切だ。

    リリスとベルゼブブのアホ夫婦好きだ。

    第95話 お母さんと大事な子山羊
    EU天国の七匹の子山羊宅を訪問する鬼灯。

    第96話 野干兄妹
    ミキちゃんガンバ

    第97話 あの頃君はトガってた
    神代の頃、鬼灯は思春期真っ盛りであった。
    金棒を手に入れた顛末。

    第98話 三途の川
    奪衣婆の若い頃の話とか見たい。
    縣衣翁がひどすぎる。

    第99話 芸術は爆発でした
    白澤と茄子が参加するアートフェスティバルに座敷童子達を誘う唐瓜。保護者の鬼灯も一緒に遊びに行くことになる。

    幼子兵器つよい。

    第100話 閻魔大王と逸話
    閻魔大王の私室大公開。

    第101話 帰れ鶴
    地獄では鳥の世界でも婚活が盛ん。

  • 第93話『花粉症』
    花粉症を初めとしたアレルギーの辛さ苦しさは、同じアレルギーを持っている人にしか理解らないのですよ、はい
    しかし、鬼にもアレルギー持ちがいたとは驚きだ。卵が食べられない私としては、脳吸い鳥の卵がダメな鬼とは話が合う気がする
    そうか、木霊さんがクシャミをするから現世で花粉が飛ぶのか・・・腕のいいお医者さんが、彼に良く効く薬を処方してくれるのを願うしかないか。さすがの私も、実年齢はどうあれ、見た目が子供の相手の鼻は捥げん
    あと、鬼灯様の前で、花粉症を初めとしたアレルギーに関して愚痴っちゃな、と思った。この人はマジに、マユリ並みに改造しにくる
    第94話『白山羊スケープ』
    まさかの人物、いや、悪魔が主役
    旦那は『暴食』を司る悪魔なのに高慢ちきの見栄っ張り、嫁は女魔のトップに立っているだけあって男を誑かすのが呼吸と同義、どっちも問題ばかりだから、逆に、この夫婦は何だかんだで巧く回って、婚姻関係を維持できてるのだろうな。もっとも、それもスケープの苦心と骨折りがあるからだろうな
    あぁ、実際に多そうですよね、チェスを始める理由が、「チェックメイト、と言うのがカッコイイ」って人。でも、始める理由は何であれ、極められたなら、そんなの些細な事です
    スケープの頑なな忠誠心が如実に表れた返答に対しての、いつにない鬼灯様の真面目顔に、マジね、キュ~~ンと来ちゃいましたよ
    第95話『お母さんと大事な子山羊』
    続き物? でも、山羊が文通ってのは、何か、笑えるシチュだな。また、知らない人が来たら家に招き入れてはならない、そして、他人の家で不徳を働いた輩には相応の罰がある、そんな格言を読み手に贈る御伽噺を持ってくるとは、江口先生、やるなぁ
    道具でなく、もはや、凶器と化した裁ち鋏を振り、子供を想うが故に暴走する母山羊も当然、おっかなかったが、そんな彼女を舌先で丸め込んだ鬼灯様はもっと怖い
    「本当の悪魔とは~」のオチは笑えるが、スケープからしたら笑えん状況になっちゃってる
    っつーか、スケープ、ウーアちゃんを狙ってた?
    第96話『野干兄妹』
    一部の男性が大好きな女教師ルックなのに、ミキちゃんから、ちっとも色気が出てない、と言う不思議
    頭ン中でお気楽すぎる狐、イメージをここまで覆されると、好感しか持てませんね
    モンスターカスタマーwww
    もう、不憫としか言いようがないなぁ。鬼灯様のおかげで、今のポジションやら人気を得るキッカケを掴めたわけだけど、鬼灯様のせいで、それまで以上に心労が重なってしまっている、とも言い換えられる。さすがの鬼灯様も心配しちゃうほど、ギリギリだなぁ・・・頑張れ、なんて気軽に言っちゃいけないんだろうな、ミキちゃんみたいな自分で自分の限界を見定められない人には
    第97話『あの頃、君はトガッてた』
    好評、鬼灯様の昔話。この12巻で、私が二番目に好きな話です
    今も舌鋒鋭い鬼神ですけど、昔からだったんですね(笑) 『創竜伝』の次兄・竜堂続と同じく、銀行強盗をする際に、「お金を出してください」と丁寧に頼んで脅す、最も、本気で怒らせちゃいけないタイプだな、と再確認
    なるほど、今や、鬼灯様の肉体の一部になっていると言っても過言でない、あの金棒はこんな経緯で手に入れてたのか・・・しかし、やっぱ、昔と比べると、鬼灯様の性格は丸くなったのかもしれん
    閻魔大王の言には、「確かにそうだ」と思った・・・おいそれとは、過去を人に話せない身としては
    第98話『三途之川』
    あの世と聞いて、一般人が最初に思い浮かべる、三途の川が舞台で、主役は出番こそ少ないのに、出るたび、強烈なインパクトを置いていきやがる奪衣婆ぁ
    「女性はいつまでも女性だ、と認識しておきなさい。その方が色々と面倒がない」に関しては酷い言い草だな、と苦笑いしてしまう反面、同意も強くできる
    まだまだ生きる気満々だが、仮に今、地獄に行ったら、私は多分、橋は使わせてもらえない。かと言って、川の深い場所を行け、と言われるほどの外道でないはずなので、やはり、山水瀬が妥当だろうか
    現世だろうが、あの世だろうが、妻がろくでもない旦那に苦労をかけられて、悪妻への一途を辿るのは同じか
    第99話『芸術は爆発でした』
    この巻で最も好きな話がこれですね。恐らく、表紙の猫好好のインパクトが強く残りすぎたんでしょうかね。茄子の術で生まれた混合獣も可愛くないけど、まだ、猫と察せるだけのリアルがあるからマシだが、猫好好は夢に出てきて苦しめられそうだからヤダな
    ほんと、ありますよね、「お前だけは、それについて偉そうな面で語るよな」と上司に対して思っちゃう時って
    カオスな風景を前にしてはしゃぎ、全力で楽しむ一子ちゃんと二子ちゃん、子供らしくて可愛い
    オチには腹を抱えて笑わせてもらいました、実に芸術的www
    第100話 『閻魔大王と逸話』
    記念すべき百話目に、あえて、閻魔大王を主軸に持ってくる辺りに、江口先生のセンスが光るのを感じた
    閻魔大王の好物が蒟蒻ってのはどっかで聞いた話だけど、それを実際に試す鬼灯様のアイアンハートがパねぇっすわ
    あ、お香姐さんの言っている事、解りますわ。私も自炊しているんですけど、気付くと、毎日、似たような物を作ってて、呆れられるんですよね
    しかし、この話で一番に凄いのは、鬼灯様でなく、上司を上司と思ってないような部下の言動をサラッと流す閻魔大王でなく、鬼灯様の予想斜め上を簡単に行く篁さん
    第101話『帰れ鶴』
    助けた動物が、美女になって恩返しに来る、昔話の定番で、ある意味、男の夢の一つでしょうが、こうも、元の動物が丸出しの上、臨戦態勢でやって来られたら、ガチでドン引く
    ちょ、鬼灯×マキ派な私としては、どこの馬の骨もとい鳥の骨とも知れぬ女とくっつかれちゃ困る
    鬼灯様の考え方には、激同できる点が多い。私もマナー知らずのセールスマンが、仮に指をドアに挟んで、骨まで逝っちゃっても、何ら、罪悪感を覚えないと思うので
    扉の隙間から覗く鬼灯様、リアルに恐ぇ
    しかし、やっぱ、どの話よりもインパクトがありまくったのは、表紙

  • 【別置/請求記号】 726.1/エ/12 
    【資料ID】 1001012067 

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著者プロフィール

2010年、『非日常的な何気ない話』で第57回ちばてつや賞佳作を受賞。
その中の一編「鬼」に登場したキャラクター・鬼灯を主人公にした『地獄の沙汰とあれやこれ』が「モーニング」2010年32号に掲載されデビュー。
その後数回の掲載を経て、タイトルを『鬼灯の冷徹』と改め、約9年間連載。新連載『出禁のモグラ』は絶賛連載中!

「2023年 『出禁のモグラ(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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