言の葉の庭 (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 145
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879414

作品紹介・あらすじ

雨の日は1限をさぼり、町をぶらつくことが習慣になった高校1年生のタカオは、初夏のある日ふと立ち寄った公園で謎めいた年上の女性に出会う。雨の日に顔を合わせ言葉を交わすほどに親しくなる二人。タカオは誰にも言ったことがない「靴職人になる」という夢を語り、女性が何かに深い傷をおっていることを知る。相手の名前も仕事も年齢も知らないことで親しくなった二人に、自分と相手の現実と向かい合うときが近づく…!

感想・レビュー・書評

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  • 題名の“言の葉”に惹かれて、購入。

    『ほしのこえ』がひたすらに印象に残っている、
    新海さんの新作映画のコミカライズ、でしょうか。

    主人公は一組の男女、教師と生徒。
    “歩く”ということを軸にした一つの交流の、物語。

    淡々とした内容ではありますが、これは是非映像版もみたいところ。
    ん、年上の女性って、一度は憧れますよね。

    新海さん、最近では大成建設のCMが印象に残っていますが、
    東京五輪のプロモとかにも、何らかの形でかかわってほしいなぁ、、とか。

    石原さん時代であれば、意外と実現性高かったのではないかな、なんて。

  • 映画のコミカライズ版。
    何の予備知識もなく、書店で一際目立っていた表紙絵につられて
    手に取ってみた。
    生憎と映画の方は見ていないのだが、こちらも是非見てみたいと
    思わせる話だった。
    また2人の間に流れる空気感や、優しい時間の流れが読んでいて
    とても心にしみた。
    この後の2人も気になるので、小説版の方も読んでみたい。

  • ヒロインが映画よりも可愛らしく、また愛嬌がよく描かれている。

  • 新海誠の映画コミカライズ。映画自体が短いものだったからか、綺麗にまとまっていて、違和感がない。正直、最初は苦手な絵柄だと思ったが、ふとした瞬間に見せる由香里の病んだ表情や、感情が戻った瞬間、狂気のような表情に惹きつけられた。原作とも映画とも違うラストが、また良かった。

  • 雨の日、決まって午前中の事業をさぼり、雨の公園で靴のデッサンを
    行う、高校生の秋月

    そこで、朝からチョコレートとビールを飲む女性に出会う。

    次第に2人は会話を交わすようになり・・・

    夢を追いかける高校生

    社会からドロップアウトしている女性

    2人は、雨の日の出会いから距離が縮まる

  • 秒速も君の名も映像で見て話が分からなかった言の葉もようやく制覇!!
    思ってたよりハッピーエンドというか、切なくて悶えて終わらなくて良かった(笑)恋にも夢にも一途を貫こうとする主人公にキュンとした!!

  • 【満月イベ】これは梅雨どんぴしゃり!な話でした。雨の月曜午前は学校をサボり、公園の東屋っぽい所へ行く主人公。普段は誰もいないのに、そこには1人の女性。彼女の手にはビールとツマミのチョコ。靴職人に憧れる主人公と嘘偽りの噂によって出社できなくなり、味覚障害まで発症してしまった女性。その2人が雨の朝共有する時間はお互いにとってなくてはならない時間になる。彼の作った最初の靴は彼女の足元を飾り、力づけ、次の第一歩を踏み出せたもの。で、この2人、一回り歳の差と物理的な距離ができたのだけど、恋に発展した!?

  • 原作(アニメ),小説と来て,ついに漫画版にまで手を出す。基本的に原作をなぞる感じ。ところどころアニメでは描写されなかった部分も。

  • 絵も物語も割と好きだった。強いて言うと、え、もう終わり?って感じたかな。

  • 同名の映画作品をコミカライズしたものです。

    ストーリーは同じですが、こちらの方がヒロインの心理描写が多彩に表現されております。
    しかし、そのためにクライマックスの爆発力は弱くなっております。

    ユキノが帰った後の展開が原作より明確に描かれており、私はこれを読んであの終わり方に納得が出来ました。

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