エンバンメイズ(2) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 73
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063880397

作品紹介・あらすじ

地下に広がる巨大なダーツ競技場を舞台に、巨万の富と、時に命を賭けて闘う裏世界のダーツプレイヤーたち!! “迷路の悪魔”と呼ばれる、すご腕ダーツプレイヤー・烏丸徨は、冷酷非道な借金取り・神谷を相手に一千万円を賭けてダーツで勝負をすることに。揺らがぬ心が放つ、必中の矢を武器に烏丸は悪辣非道な対戦相手を脱出不能の迷路へと誘い込む。刺激が突き刺さる爽快ダーツアクション!!

すご腕ダーツプレイヤー・烏丸 徨(からすまこう)が収容されていた地獄のダーツプレイヤー養成所。そこで烏丸が目にしたのは、うず高く築かれた死体の山だった。烏丸が虐げられてきた、その施設の情報を賭けて好色ダーツプレイヤー華原清六が烏丸の前に立ちはだかる。今度の対決の舞台は、絶海の孤島!! 毒ガスが充満する部屋で命を奪い合う、最悪のダーツバトル!!

感想・レビュー・書評

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  • 早くもルールが複雑化しつつあるが、“ダーツと別次元でカウントが進む”点で一貫していてわかりやすいと言えなくもない。むしろ今回のややこしい勝負を出し惜しみなく説明から終了まできれいに1巻で閉じてるのは気持ちいい。

  • 前巻から引き続き、不条理なダーツ養成所のお話。
    そして清六との命をかけたゲーム。
    烏丸さんは、演技力もあるご様子。
    髪型が気になっていた絹守さん、髪の毛おろしてたほうがイケメン…!

  • 過去編をちょびっとの後に勝負が丸一本という構成。
    1巻でフックをかけつつ、2巻で主人公の過去と絡めた本編という作りに堅実さを感じた。
    今回は1つの話が長い分、トリックと駆け引きが豊富で良かった。

  • ダーツを叩き込まれた学園でのエピソード、そこから、孤島のガス室での命をかけた、賭け金十億のダーツ決戦。騙し合い、騙し合いの応酬の結末にしびれる。

  • 面白いんだけど、面白いんだけど、なんだろう、何かが決定的に足りてない気がする…ダーツのルールを使って如何に命の駆け引きをやるか、と言うシュミレーションとしては面白いんだけど、登場人物の練り上げ方がテンプレを越えないからなのか。烏丸の過去話も出て来たが、烏丸に感情移入するまでに行かない。こう言う時、ゲーム脳とそうじゃない人間とは面白がるところが違う、って思うよなぁ。シュミレーションの組み合わせの妙を楽しめるゲーム脳が私にはないからなぁ、あと、こう言うのを手放しで面白がれるにはBLと言う「人間のセンシティブな部分、感覚を如何に二次元で表現するか」と言うものを読み込んでいる人間には薄っぺらいんだよな、人物に対する肉付けが。
    烏丸の勝負に対する執着、読みが表出する際の「びびびびび」と言う擬音とデフォルメされた悪魔の様な表情には怖さが凝縮されてるが。

  • このオチは凄い…そしてヒドイw
    これ、ある意味高みの見物というか独り相撲というか…。実際にそれをやる、という事が勝負強さではあるんでしょうけれども。
    何はともあれ、骨格ゆがみまくりの顔芸が楽しいw

    …そして、やっぱりダーツゲームじゃないな、これ(^_^;

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著者プロフィール

1986年生まれ、東京都在住。2011年、月刊アフタヌーンにて『イコン』で連載デビュー。その後、2014年よりgood!アフタヌーンにて『エンバンメイズ』を連載。2018年より『概念ドロボウ』の連載を月刊アフタヌーンにて開始。

「2019年 『概念ドロボウ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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