ALL OUT!!(9) (モーニング KC)

著者 : 雨瀬シオリ

• 講談社 (2016年6月23日発売)

作品紹介・あらすじ

“ラグビー漫画”史上初！TVアニメは2016年秋放送開始!!　菅平高原で夏合宿中の神高ラグビー部は最終日に神奈川王者・嶺蔭学園の2軍と対戦することに。1軍の霧島兄弟を引きずり出してやると闘志を燃やす祇園たちだが、一部の神高メンバーに異変がーー!?　読むと絶対に熱くなる、王道・青春・高校ラグビー漫画、第9巻!!

感想・レビュー・書評

[ma777さんの感想 · 2022年3月29日]

珍しいラグビーを題材にした漫画。
ラグビーワールドカップに合わせて作らせたか、作者が狙って作ったのかはわからないがタイミングとしては良い。
15対15のスポーツなので登場人物も多く、ルールもそこまでわからないのでなにが起こっているのかはイマイチわからないのだけど、スポーツ漫画のセオリーを踏襲していて内容は面白い。
画力はあるのだけど、少しごちゃごちゃしていて特に試合中は誰が誰だかわからないのが難点。
面白いスポーツ漫画。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2017年7月5日]

菅平高原で夏合宿中の神高ラグビー部は最終日に神奈川王者・嶺蔭学園の2軍と対戦することに。1軍の霧島兄弟を引きずり出してやると闘志を燃やす祇園たちだが、一部の神高メンバーに異変がーー!? 読むと絶対に熱くなる、王道・青春・高校ラグビー漫画、第9巻!!（Amazon紹介より）

[Rさんの感想 · 2017年2月23日]

表紙の2人、凡人であることで卑屈になってしまってる諏訪先輩と、スマートにこなしてしまう天才型の1年大原田くんの接触が良かったなぁ。どっちも子供で人生経験少ないから、ちゃんと自分を語る言葉を持たないんだけど、それでも分かり合えるものがあるのが良い。少年はそうやってどんどん変わっていって欲しいのさ。

[lovecomiさんの感想 · 2016年9月24日]

チームメイトとの関わりが、先輩・後輩関係なく少しずつ見えてきて、深まっていくのがわかる。表紙の二人もそうだけど、特に３年生のゴタゴタはぐっときます…１０巻と一気に読みたい内容ですね。

[haru6さんの感想 · 2016年9月8日]

花園っていう太陽に近づこうとして初めてその背の翼が蝋でできていることに気づいたかのような不安と焦燥、瓦解って感じ

[dekiさんの感想 · 2016年8月29日]

今回も面白かったです。
「80ｍで満足できるか」
努力する人が全て報われるわけではないです。
でも結果を出してる人はみんな努力してます。
みんなが100ｍ進むところで80ｍしか進めなくても自分で80ｍって区切ったらそこまでなんですよね。
死ぬまで努力する‼︎
そう決意できる作品です。

[lovemusic718さんの感想 · 2016年8月25日]

神高と、嶺陰学園２軍の選手の試合開始。
松尾先輩に何があったのかはわからないけど大分印象が変わってしまった…。
それに対する賀茂くんの想い。
諏訪は諏訪で強くなれない自分が嫌になりながらも、大原野のアシストで先制点をとれてとてもよかった。
おまけ漫画かわいい。

[JONEYさんの感想 · 2016年6月24日]

開始20pにして泣くという有様。
年をとると涙腺が緩むな！！
生まれ持った身体能力、ご家庭の事情等々、本人のやる気や好きだという気持ちとは全く関係しないところで競技に対して色んな思いを抱えるのはツライな。

先日アニメのキャスト情報が出た時に「セリフとかあったっけ…？？」てなってた諏訪先輩がここに来て掘り下げされたり、大原野のなんか仲良くなったりでちょっと驚いたぞえ……。

あと、おまけ漫画かわいいね。
赤山先輩、こもさん好き過ぎでしょ。


作中「BLくん」なんて呼ばれちゃうくらいに先輩好き過ぎな新キャラが出てきたけど、この作品も男の子の友情って言うよりも女子のそれに近い気がてGLの方が正しい気がしてしまって本当にすまない。
かわいいから汝ら罪なし！て感じだけど。


それから、少し前まで「キャラ多すぎて覚えられない…」てなってたけど、ここのところ一人ずつフィーチャーされるエピが挟まって来たから、なんとなく見分けが付くようになってきたぞ。
やぱしキャラに生い立ちやらの背景が無いと厚みが無いし感情移入も出来ない＝覚えられないだよなと痛感。
少しずつで良いし、最悪おまけ漫画で補完でも良いからこういうエピ挟んでってほしいな。

著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL　OUT！！（11）』 で使われていた紹介文から引用しています。」