- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063925593
感想・レビュー・書評
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いよいよ始まった鋼人七瀬攻略議会。時には理屈をこね、時には情へ訴えかける、鋼人七瀬の存在を消滅させるための虚構合戦が面白い。顔のないアイドルの亡霊を倒すために、顔のない大衆へと虚構で彩られた真実を訴えるという構図が皮肉だよね。ネット上での問答は極めて小説的な見せ場だと思うんだけど、それを視覚的にマンガへと落とし込んでいるアレンジが見事だなと。九郎と鋼人七瀬のバトルも間に入りつつなので、絵的にダレない工夫がなされているのもいいよね。
今回提示された解決策は二つ。ちょっと進行が遅いかなとも思うけど、丁寧に状況や背景を説明してくれているところはありがたい。存在しなかった亡霊をでっちあげている六花と、それを虚構による真実で上書きしようとしている琴子。どこにも真実がないのに、推理合戦をしてる感じがなんとも不思議な読み口。ミステリと同じものでできているけれど、やってることが真逆みたいな試みが面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インターネット掲示板で対決してるからしょうがないんだけどもう終わってくれ、、と願わずにはいられない。ええ、、、4つもあるの?っていうw小説で読んでたら気にならないかもしれないけど漫画でこの展開は飽きるなぁ。ほぼ文字読んでるだけだし。
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いよいよ「解決」劇が始まりましたね!
やっぱりこの辺は原作の方が勢いでバーッと読み進められてワクワク感が高かったかな、とも思いますが、しかしコミックスだとなんせわかりやすい!それに表情なんかも描写されちゃうわけだからなかなか…特に2番目の解決が…ぐっと来ちゃいますな。
さて、とうとう次は最終巻…いやあ楽しみです!