熊西美術部らふすけ先輩(2) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 26
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065109175

作品紹介・あらすじ

禁断の放課後美術部コメディ!
おにおワールド全開!! 「大熊西高校」の個性的すぎる面々……。
恵先輩は今日も恥ずかしい……。


「あいつは今どこを見ている?」意識すまいとするほどに、彼女の柔肌はしっとりと上気し……。モデル(=ヤンキーJK)と画家(=カタブツ眼鏡)の関係に新展開? アブノーマルな美術部長、舎弟女子も大乱入! どーするどーなる美術部コメディ。いま芸術が暴発する!?

感想・レビュー・書評

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  • 今巻で完結です。
    美術部ラブコメということでめぐみのやきもきする気持ちが多く描かれています。

    美術室での話がほとんどで登場人物も少ないのに読んでいて飽きないのはすごいと思いました。

  • ここ最近で、最も凹んだ、(2)での唐突な完結
    こっから面白くなりそうって感じだったのになぁ
    もちろん、おにお先生が、これを着地点に決めていて、モヤモヤする読み手に「続き」を各自に丸投げする気であったのなら、それはそれで、文句はない
    私個人の未来予想図だけど、交際を始めた二人だけど、画家とモデルって関係かつ慣習はそのまま続行すると思う。変化が生じるのなら、デート先でも、江田君が恵先輩を描くようになる事か
    多くの人に見られ、なおかつ、大好きな彼氏に視られる事で、恵先輩の快感が突破しちゃうのは確実
    きっと、江田くんが好い絵を描けてスッキリした後は、恵先輩が彼の太くて硬い筆で、自分を外も中も白く塗らせるんだろうな
    やる事やって、ぐったりし、気持ちよさそうな顔で寝ている恵先輩を見て、また、ムラムラしてきちゃった江田くんは、そんな無防備な姿をスケッチして、それをふとしたタイミングで見つけちゃった恵先輩に正座で叱られそう
    江田くんは、この後、美大に進学して、大きな賞を何個か獲りそうだけど、プロにはならず、美術教師の道を選びそう。自分は恵先輩のおかげで、絵を描く楽しさを深く知れ、現在進行形でもっと好きになっている。だから、それを子供たちに教えたいって夢を持ちそう
    当然、そのころには、恵先輩は江田くんに専属モデルとして、永久就職してるんんだろうな
    見えるぜ、休みの日に、母と娘をモデルにして鉛筆を走らせている江田さんの姿が!!
    良い意味で変態として突き抜けている部長さんは、江田くんとは違って、プロの芸術家になり、世界的に有名になってそう。突飛ながらも、見た側の心を揺さぶる理屈抜きで良い絵をバンバンと描いて、多くのモデルを侍らすんだろうな
    さおりは、ごく普通のOLになってるか、意外な所で、婦警さんになっていそう。もしかすると、白バイ隊員かもなぁ
    この(2)で初登場した後輩キャラの朝倉ちゃんは、憧れの恵先輩の顔を蕩けさせる江田くんにライバル意識を燃やした結果、宝飾デザイナーとしての才能が開花して、そこそこ有名になってそう。江田さんが、恵先輩に贈った結婚指輪、それは彼女の作品だったりして
    と、まあ、好き勝手に妄想を膨らませる事が出来るくらい、良い作品だった
    真面目な話、この『熊西美術部らふすけ先輩』を読んで、世界的に有名な絵画に興味を持って、自分が通う高校の美術部へ行く、図書室にある画集を開いた学生も多いんじゃないだろうか。社会人なら、美術館に行った者もいるだろう
    完結してしまったのはショックだけど、現在、連載中の作品、『ユキトスミ』、『ふたりのじかん』がますます面白くなる事を期待している
    もし、余裕があるのなら、アクション多めのラブコメが読みたい。男と女、どちらの肢体もカッコよく、色気を出して描けるおにお先生なら、戦闘シーンでも漫画読みを魅了できるはずだ、と信じている
    どの回もアオハルなエロさが充満していたけど、個人的にグッと来たのは、第20話「一目惚れ」だ。エロ要素が皆無の話じゃん、とツッコまれそうだけど、他がエロいからこそ、この話と恵先輩のピュアさが際立つのだ
    また、この第20話があったからこそ、次の第21話「恵先輩は誕生日」での、恵先輩の可愛さが際立っている、と言っても過言じゃない。好きな人から貰えた物、それは宝物
    しかし、インパクトがあったのは、やっぱり、最終話「ふたりでいっしょに」のラストだった。恵先輩、思いきったなぁ。確かに、鈍感な江田くんには、これくらいしないと、自分の気持ちはストレートに伝えられなかっただろうけどな。江田くん、男として、やられっぱなしじゃいられんぜ
    この台詞を引用に選んだのは、江田くんの信念を感じられたので。自分が最も美しい人を描きたい、と真摯に想うからこそ、道具も厳選する。その敬意があるからこそ、江田くんの絵は本物で、そこに恵先輩は惹かれるんだろう

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