JJM 女子柔道部物語(5) (イブニングKC)

  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065131886

作品紹介・あらすじ

あの『柔道部物語』の小林まことが、日本女子柔道界初の五輪金メダリストを原作者に迎え、再び柔道を描く!入部5日で新人戦を制した神楽えもだったが、春高予選準決勝で三度笠高校の三好千歌の前に敗北を喫し大怪我を負ってしまう。柔道への思いを新たにし、再起を図るえもたちカムイ南高校柔道部の面々は、黒帯昇段試験に挑戦する!個性派だらけの新入生たちや、女王・九戸かおりの来訪。出会いがえもを強くする、待望の第5巻!

感想・レビュー・書評

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  • 私は中学・高校の6年間柔道部に入っていた。神さまの山下泰裕、天才の古賀稔彦、怪物の田村亮子(決して谷ではない!)を、その初めからテレビ中継されたものは全試合を観てきた。だから、柔道漫画を見る目は厳しい。小林まこと「柔道部物語(全8巻)」は、その時代の中ではピカイチの漫画だった。アクロバット的な技が横行していた柔道漫画のなかで、柔道にはスピードとパワーが必要なのだと言うことを、説得力持ってリアルに描き切った作品だった。

    その小林まことが帰ってきた。しかも、原作には本当の女子柔道の金メダリスト恵本裕子を迎えて。まだまだ物語の序盤だとは思うが、5巻まで来たので、この辺りで、一言書いておきたい。

    小林まことの作品は、途中でキャラが暴走してとんでもない所に行くのが欠点だった。ところが、女子柔道部物語は、最初から「タガをはめた」。冒頭は、1995年主人公が日本大会2連覇を成し遂げて、世界選手権一回戦で秒殺11秒で負けるところから始まる。ところが、その一年後にアトランタオリンピックで金メダルを獲ると書いてしまっているのである(あとでウィキで調べると全て恵本裕子の伝説的事実だった)。

    そして、物語は7年遡って高校1年の神楽えも(恵本裕子の分身?)が初めて柔道を始めて、5日後の新人戦で勝ってしまう所から物語が紡がれるのである。高校時代で終わるのか、社会人になって、最後のオリンピックまで進むのかは、これからの人気次第だろうけど、ここまでは快調だ。なによりも、安定の作画と、小林まことらしいギャグと、恵本裕子の実践的な物語が、予想以上にマッチしている。

    もちろん、恵本裕子の純粋な自伝じゃない。でもかなり経験が入っている。まだ高校二年生だ。あと四年、次々回のオリンピックまでは続くと思える。次回書評は10巻目でお会いしましょう。

  • 今回は試合はなし。黒帯試験と九戸先輩の稽古付くらい。

  • カッコ良すぎない格好良さ、黒帯に対してクレームが心配

  • カムイ南。

  • えも、とうとう黒帯に!そして二年生になり新入部員を獲得するため、浜田省吾を熱唱(^_^)。IHで優勝を狙うところで次巻に続く!えも、がんばれ~!

  • 柔道部物語に比べたら勢いとギャグが足りないけど、2年生になってこれから面白くなりそう。九戸先生が良い指導者です。

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