ぼくとニケ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 294
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065135129

作品紹介・あらすじ

ある日、子猫がやってきた――。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきました。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族が世話をすることになったのだけれど……。子猫のニケに関わる中で数々のことを学んでいく、ぼくの様子がていねいに紡がれます。15歳で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し鮮烈デビューした獣医師が描く、大切なお話です。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに感涙ものを読んだ。犬猫ものに弱い私です。

  • 図書館で、この表紙に見つめられた。借りてしまった。

    この子はニケ。
    小学5年生の仁菜が拾って、幼馴染の玄太の家で飼う事に。
    母親同士が同級生で、幼い頃は一緒に遊んだりしてたが、5年生にもなると交流が無くなってた。
    仁菜は登校拒否もしていたし。

    子猫のニケのおかげで、いろいろ思い悩む2人は生と死について学んでいく。

  • 小学校の時読書感想文でこの本を読んだ。動物の絵に惹かれて選んだが中身も面白かった。動物の捨てられている現状とか現実味のあることも書いてあって

  • 玄太君が最後に泣けなかったときの気持ちが少し分かるような気がしました。
         泣ける物語です。

  • 小学5年生の主人公の幼なじみの女の子に対する気持ち、家族に対する気持ちなど最初はどんなふうに描かれるか期待しながら読み始めたが、なんとなく消化不良な気持ちが残った。

  • 最後の1編が面白くて何回も見た

  • ある日幼馴染の仁菜が捨て猫を連れて来た。僕の家で飼って欲しいという。その仔猫は「ニケ」と名付けられ僕の家の猫になる。順調にすくすく大きくなっていくニケだったけどある時からご飯を食べなくなる。
    仔猫がらやってきていなくなるまでの3か月を描いた物語。生き物を飼うという事の意味も考えさせる。
    最後は少し悲しいけど全体的に暖かい作品。

  • 再読、娘へ購入本。

  • 「ある日、子猫がやってきた――。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきました。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族が世話をすることになったのだけれど……。子猫のニケに関わる中で数々のことを学んでいく、ぼくの様子がていねいに紡がれます。15歳で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し鮮烈デビューした獣医師が描く、大切なお話です。」

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/640298

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著者プロフィール

作家、獣医師。15歳の時に書いた『佐藤さん』で、第44回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、作家デビュー。一方で、麻布大学大学院獣医学研究科で博士号を取得し、現在は獣医師兼作家として活動している。著書『ぼくとニケ』は青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出された。他に『ただいまラボ』(以上講談社)などがある。

「2023年 『おはなしサイエンス 未来の医学 これからも、リッキーといっしょ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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