ライドンキング(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
3.94
  • (14)
  • (30)
  • (18)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 332
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065142103

作品紹介・あらすじ

戦闘と政治の闇をくぐりぬけた男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。上の立つ者の性(さが)か、何かを「乗りこなす」ことを志向し、国家さえも乗りこなしてきたこの男が次にまたがるのはなんと「異世界」!?
オーク、ワイバーン、ケンタウロス...…「騎乗欲」をかきたてる魅惑の異世界へいざRIDE ON(ライドン)!!


武術・格闘技の達人であり、強い男を尊ぶプルジア国民から絶大な支持を受けている男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。ある日、愛虎アスランにまたがり政務に向かう途中、テロリストの襲撃を受ける。テロリストは難なく返り討ちにした大統領だったが、この襲撃で起きたあることをきっかけに気を失ってしまう。目覚めた大統領の目の前に広がる光景、それは人間とモンスターが共生する異世界だった!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • おそらくロ○アのプー○ン大統領がモデルと思われる爆笑異世界冒険物語。不思議なことに読み進めていくうちに主人公プルチノフがマッツ・ミケルセンに見えてくるのが不思議だ。映画化したらぜひ、マッツ氏にお願いしたいところ。2巻目がたのしみ!

  • 一言でまとめると「全盛期のプーチンが異世界へいく話」。
    戦乱を乗り切った新興国の現役大統領にして伝説の英雄・プルチノフが、あふれんばかりの騎乗欲に駆られ、あらゆる動物やモンスターに乗りまくる(意味深)話。

    正直なろう系のご都合主義には食傷してたが、この作品の設定は痛快。
    なんといっても異世界召喚されるのが霊長類最強の大統領。
    初登場から半裸でマイ虎に跨り登庁、あらゆる格闘技を習得して地球上のほぼあらゆる乗り物(動物含む)を乗りこなしてきたというから凄い。

    チートな加護なんてなくても現実世界で頂点を極めた実績があり、それ故やることなすことが大スケール。
    それでいて天然入ったトボケたマッチョオッサンなのだが、人として高潔で、やることなすことカッコイイ。
    弱きを助け悪しきを挫き、子供に優しく礼儀正しい。奴隷商人と間違われる悪人顔だが、中身はストイックな武人タイプときて、とても好感がもてる。
    異世界召喚もので応援したくなる主人公はいても、支持したくなる主人公は珍しいのでは?

    現在の仲間は女性ばかりだが、ハーレムな雰囲気はほぼない(トンデモねェ潜在力を秘めたプルチノフをどう利用してやろうか……と企んでたら、規格外のトンデもなさにびびって振り回されてる)

    あらすじだけ読んでケレンミたっぷりのギャグを想像してたら、意外やファンタジーとして作りこまれている。
    たとえば異世界に飛ばされたのになんで普通に言葉が通じるの?という疑問。
    神様のご加護だよ!とか、転生サービスだよ!で済ませる作品は多いが、この漫画では「文字や数字を多用する職が賜る言の葉の神の加護で、信仰するといいことがある」と解説され、その伏線がストーリー展開でちゃんと回収される。

    幼少期のケンタウロスは馬脚が発達せず二足歩行なのだが、その理由に感動した。
    架空モンスターの形態や生態をちゃんとその習性と結び付けて考証しており、ファンタジー好きにはたまらない。

    ギャグ方面に突き抜けるかとおもいきや、異種族とヒトの争いやモンスター討伐やダンジョン攻略など、冒険要素もきっちり踏まえて今後の展開がたのしみ。

    それにしても「子供を質にとる賊などテロリストとおなじ扱いでよかろう」と啖呵を切る大統領かっこよすぎ。

  • ライドンキング(1) (シリウスコミックス)

    なんだろう?変に魅力ある(笑)
    乗り物フェチ、それも騎乗し操る系のフェチ(笑)なプルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフが転生したのは、剣と魔法とエルフや魔獣が闊歩している異世界♪
    妙に漢気があって、強くて丈夫で、ちょっとチートっぽくて、でも溢れるリーダ気質があって、でも上半身裸な悪役面なおっさんが、未知の騎乗感と自らの正義に従い闘う冒険譚。
    なんかジワジワ来るんですよ(笑)

    #ライドンキング
    #漫画倶楽部

    #漫画のある暮らし
    #漫画好きなので
    #漫画
    #漫画好き
    #コミックスl

  • ■書名

    書名:ライドンキング(1)
    著者:馬場 康誌

    ■概要

    戦闘と政治の闇をくぐりぬけた男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。
    上の立つ者の性(さが)か、何かを「乗りこなす」ことを志向し、国家さえも乗りこなしてきた
    この男が次にまたがるのはなんと「異世界」!?
    オーク、ワイバーン、ケンタウロス...…「騎乗欲」をかきたてる魅惑の異世界へいざ
    RIDE ON(ライドン)!!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    異世界ものだけど、少し趣が違います。
    ハーレムはなく、シリアス。
    チート的に強いけど、実世界の力をそのまま継承しているだけであり、何か追加
    されているわけではない。
    そして、本当のおじさんという主人公。

    この主人公の好奇心が面白い。
    何かに乗ること(ライドオン)が大好きという変わった趣味。
    目的がハーレムを作ることでも、世界を征服することでもない。

    ここからどのように物語が展開していくか楽しみです。

  • 2巻が出てしまったので慌てて1巻を読んで見るパターン。これ1巻が出た時は書店どころかネット通販でも商品が消えた作品。某ウラジーミル風の既視感のある大統領が異世界でライドンする話。異世界への行き方はオーソドックス。詳細な内容はともかく、細かいネタが沢山ある。騎乗休暇と書いてライドンタイム。転じて、ライオンだライオンだライオンだ~ってネタ古すぎてアレだし、パロスペシャルとか対象年齢は40歳前後だな。思ったよりプー○ンが真面目じゃなくてノリのいいキャラで自分の正義と欲望に素直な人。嗜好が合えばきっと面白い。

  • つよい(小並感

  • どうしてもプーチンを連想させるため、今日の状況においては弱冠読みずらさはある。しかしギャグとしてシュールなところが面白い。人気ある作品だから作者は複雑だろうな。

  • 中央アジアの共和国のワンマン大統領が異世界に転生する漫画。大統領は武道家であり、ロシア連邦のプーチン大統領風である。このため、ロシア連邦がウクライナを侵略し、世界中からロシア連邦が批判されている現在は漫画にとっても逆風になる。しかし、この大統領は生命を大事にしており、プーチン大統領とは全く異なる。

  • 主人公が異世界に転移する前から強者だったという設定はよくあるが、「何かに騎乗したい」という欲望は珍しいかも。続きも一応読んでみるか……。
    主人公の顔が某国の大統領によく似ているのは、何故だろう……?

  • ネタものっぽいが、内容はなかなか面白かった。最近流行りの異世界ものの中でも、おじさんが戦うのは珍しい。
    プーチンさんが怒らないかも気になるところ。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

★漫画家。11月22日生。北海道函館市出身。1994年に『超剣士 雷王丸』(コミックボンボン冬の増刊号)でデビュー。代表作『空手小公子 小日向海流』は2000年~2012年までヤングマガジンにて長期連載され、単行本は全50巻発行された。その後、続編となる『空手小公子物語』を連載。その他の作品に『ストリートファイターIIV列伝』(コミックボンボン)、『LIZARD KING』(COMIC激漫)などがある。

「2017年 『ネメシス ♯35』 で使われていた紹介文から引用しています。」

馬場康誌の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×