ミッドナイト・ライン(下) (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065153604

作品紹介・あらすじ

母校の指輪をめぐる謎を辿ると、アメリカの暗部に存在する大掛かりな薬物ルートが浮かび上がる。闇組織にうごめいていたのは思いがけない人物だった――全世界が熱狂するジャック・リーチャー・シリーズ、最新邦訳!

感想・レビュー・書評

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  • 下巻も期待を裏切らないテンポと歯切れの良さ。
    アメリカで発売されてベストセラーになったのも頷ける。
    楽しい読書体験だった。

    Amazonより-------------
    母校の指輪をめぐる謎を辿ると、アメリカの暗部に存在する大掛かりな薬物ルートが浮かび上がる。闇組織にうごめいていたのは思いがけない人物だった――全世界が熱狂するジャック・リーチャー・シリーズ、最新邦訳!

  • リー・チャイルド『ミッドナイト・ライン(下)』講談社文庫。

    元軍警察官で放浪を続けるジャック・リーチャーを主人公にしたハードボイルド・アクション小説シリーズ。

    質屋でジャック・リーチャーが見付けた母校の指輪が思わね巨大な陰謀に辿り着くという、わらしべ長者のようなストーリー。ついにネタが尽きたのかと驚くばかりの凡作。

    本体価格940円
    ★★★

  • リーチャーが探す、激しく負傷した海兵隊士官と、同じく深い傷を負った陸軍の女性士官。帰国後、長期にわたってワイオミングで同居していたことが判明する。二人の記録はペンタゴンが秘匿している。中東の戦地で彼らを見舞った悲劇とは。アメリカ社会に寄生するダークサイドを相手に、アウトローが戦う!

    シリーズ第22作。盛り上がらずに終わる。

  • 元憲兵ジャック・リーチャーが主人公のシリーズ。質屋でみつけたウエストポイントのクラスリングの売主をたどっていくと、思いもかけないドラッグの流通ルートに行き着く話。なぜ、主人公がクラスリングの持ち主を辿ってみようとまで思うのかはやや謎だが、さすがは人気シリーズだけあって、話の筋は滑らかで、すらすら読める。主人公が強すぎる気もするが、こういうヒーローものではお約束か。
    なお、『ミッドナイト・ライン』というタイトルと話の中身が、どう関係するのかはよくわからなかった。

  • リー・チャイルドの本は、どれもページターナーと言って良い。本書もいくつかの謎が終盤まで明らかとならず、つい読み進めてしまう。リーチャーが旅先の質屋の店先で目にした小さなクラスリングが発端で、これを中心に話が進む。これ以上はネタバレとなるので内容は控えるが、話の展開にやや不自然さを感じるところもある。一番気になる点は、終盤で日系女性刑事ナカムラの安否がどうなったかだ。他の主要登場人物は所在が明らかなのに・・・。
    アメリカ中西部の広範な地域が舞台となっているので、地図を片手に読み進めるのも一興である。

  • アメリカではずいぶん人気のシリーズらしいんだけど、それですでに2本映画化されているんだけど、盛り上がりに欠けるような気がする。

  • リーチャーらしさ全開で好感もてた。

  • うーーん。アメリカ軍は、いろんなところに派遣されているし、しかも、戦闘に巻き込まれるのが多いので、こういう事になるのか・・・。そりゃ、退役軍人省とか、退役軍人病院とかも必要になるよな。

    っていうか、物理的な身体の怪我のみならず、感染症も治らないという事もあるのか。厳しいな。

    それはそれとして、日本でも、自衛隊の“活用”が進んでいるわけですが、軍事組織を“活用”すればしたで、この作品に描かれたような出来事が発生するんですが、日本という国は、この犠牲を受け入れる覚悟ができているんですかね。できない気がします。

  • ナカムラくんはどうなった?それに、電話で聞いて決着ってのも、もう一つスッキリしない。

  • 久々のジャック・リーチャーシリーズ。
    期待したものを提供してくれるという良い意味でマンネリシリーズで本作も満足。

    質屋で見つけた軍学校の卒業記念指輪の謎を探るうちに、違法に薬物を横流しする謎の組織との確執が生じ始める。行方不明の指輪の持ち主、双子美女姉妹、薬物不法取引組織…これらの謎がリーチャーの剛腕に振り回されるように一つに収れんされていく様を読むのが心地よい。

    大きな余談だが、ナカムラ警部は最後どうなったんだろう?全く放置のままで物語が終わってしまったようだが?

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著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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