三流の維新 一流の江戸 明治は「徳川近代」の模倣に過ぎない (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065155585

作品紹介・あらすじ

人類史に例を見ない250年にも及ぶ長期平和を維持した江戸。その裏には「江戸システム」という持続可能な資源循環システムが息づいていた。一元主義的な西欧型資本主義が破綻しつつあるいま、世界が江戸の多様性に注目している。「2020年東京オリンピック以降のグランドデザインは江戸にある」と断言する著者が、一本の長い時間軸を引いて、史実を忠実に検証する。


人類史に例を見ない250年にも及ぶ長期平和を維持した江戸。
その裏には「江戸システム」という持続可能な資源循環システムが息づいていた。
一元主義的な西欧型資本主義が破綻しつつあるいま、世界が江戸の多様性に注目している。
「2020年東京オリンピック以降のグランドデザインは江戸にある」と断言する著者が、
一本の長い時間軸を引いて、史実を忠実に検証。
明治維新政府に全否定され、土深く埋まったままの江戸を掘りおこし、
引き継ぐべきDNAを時代の空気と共に初解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 成長前提の資本主義には限界がみえるものの、それに代わるしくみを構築できずにいます。そんな中、日本の江戸時代が注目されているそうです。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00596859

    人類史に例を見ない250年にも及ぶ長期平和を維持した江戸。
    その裏には「江戸システム」という持続可能な資源循環システムが息づいていた。
    一元主義的な西欧型資本主義が破綻しつつあるいま、世界が江戸の多様性に注目している。
    「2020年東京オリンピック以降のグランドデザインは江戸にある」と断言する著者が、
    一本の長い時間軸を引いて、史実を忠実に検証。
    明治維新政府に全否定され、土深く埋まったままの江戸を掘りおこし、
    引き継ぐべきDNAを時代の空気と共に初解明する。
    (出版社HPより)

  • ?令和?の正しき方向とは? 未来へ続くグランドデザインのモデルは徳川・江戸にある。

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著者プロフィール

原田伊織(はらだ・いおり)
作家。京都伏見生まれ。大阪外国語大学卒。2005年私小説『夏が逝く瞬間(とき)』(河出書房新社)で作家デビュー。『明治維新という過ち』(毎日ワンズ)が歴史書としては異例の大ヒット作となり、出版界に明治維新ブームの火をつけた。「明治維新三部作」として、『明治維新という過ち』『列強の侵略を防いだ幕臣たち』『虚像の西郷隆盛 虚構の明治150年』(共に講談社文庫)がある。その他の著書に『官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方』(KADOKAWA)、『明治維新 司馬史観という過ち』(悟空出版)、『消された「徳川近代」明治日本の欺瞞』(小学館)、『日本人が知らされてこなかった江戸』『知ってはいけない明治維新の真実』(共にSB新書)など。雑誌「時空旅人」に『語り継がれなかった徳川近代』を連載中。

「2021年 『昭和という過ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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