- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065156032
作品紹介・あらすじ
「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。
感想・レビュー・書評
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シリーズ3作目。
序盤の一人娘捜索から大事件へと発展。
中盤からはかなり重い話になっていって。
その人の作った食べ物を食べるとその人の心が分かる。
なかなか今回も大変な事件でした。
食堂と銘打ってるけど、ストーリーは食よりもドロドロした人間模様って感じ。
次も続くようで。機会あったら読んでみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遥太はまっすぐなやつだなぁ。神さんはどんな人生送ってきたんだろう。そろそろ明らかになるのかな。
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文章がわかりやすく、読みやすい。
内容もおもしろく、さくっと読めた。 -
とっても面白かった☆
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もう、神さんが食べちゃえばいいのに!と何度思ったことか。
今までのほたる食堂のメニューはふんふんおいしそうね、で済んでいたのに、ビーフストロガノフは食べたくなった。
寿さん、そうだったのか!と、最後のどんでん返しは予想外でびっくりでした。 -
闇夜に現れる屋台「ほたる食堂」は、過去の記憶を一切持たない店主の神宗吾と、学生アルバイトの鈴井遥太が営む美味しいお店。今夜の一品、ビーフストロガノフの芳醇な香りに包まれ、いつもの平和な夜が始まろうとしていた矢先、一見客の紳士がもたらした「駆け落ちした一人娘の行方不明」事件によって、食堂は大騒動! 大切な思い出のレシピに隠された、甘くてしょっぱい家族の物語。
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タイトルで増えていく数字というのがこの作家さんのタイトルの特徴なんだろうか。
相変わらず現実はしっかりシビアで、夢ばかり見られない展開だが、この先どうなるんだろう。 -
相変わらず無茶な食べ方をする…。嘘だらけの寿さんをニセブキと呼ぶのがツボにはまった。ミルキーってどんな人か思い出せずもやもや。