いぐのべる(2) 猫は液体かもしれないって本当ですか? (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065164457

作品紹介・あらすじ

「教授、何かとってもエロい研究がしたいです」
“この世で最も不名誉な賞”イグ・ノーベル賞に、モテの光明を見出した学生たちがいた──。


「モテ法則」の研究で、イグ・ノーベル賞を目指すモテない理系学生・猪瀬双六。そんな双六に、突然の脱・童貞疑惑!? 双六&紅葉の秘密の一夜を、科学で究明する! “モテたい”思いは、世界を変えるのか──!? イグ・ノーベル賞に懸けた研究の成果は、果たして!!

感想・レビュー・書評

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  • イグノーベル賞を扱った稀有な作品。紹介された研究は面白かったが、ストーリーはあまり面白くなかった。Wikipediaのイグノーベル賞受賞者の一覧を読むだけの方が面白く思えた。

    イグノーベル賞に限らず、ニッチなものをマンガに落とし込む意義は、万人にとっつきやすくするためだと思う。そのためには読者が感情移入しやすいキャラクターが必要。掲載誌である別冊少年マガジンの読者層は青少年だということを考慮すると、主人公たちは大学生ではなく高校生、舞台設定も理系大学の研究室よりも高校の科学部の方が読みやすかったはず。

    ただ1点。「実家金持」という造語な四字熟語に「ええとこのぼんぼん」とルビを振った小ネタはだけは面白かった。

  • 完結。「イグノーベル賞」についての紹介と導入に
    費やされた感の1巻に比べ、キャラクターも立ち
    ストーリーも流れ始め、随所に挿入される知識と
    物語のテンポとのバランスも取れてきて、
    いい感じに盛り上がってきたなーというところでの
    完結は何とも残念です。
    奇しくも、劇中で語られている「12年連続」を更新し、
    13年連続で日本人がイグノーベル賞を受賞したという
    報と前後しての最終巻発売。もう少し盛り上がっても
    よかったのになーという、寂しさも感じる完結でした。
    またどこかで彼らのバカな研究に出会いたいです。

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