本格王2019 (講談社文庫)

制作 : 本格ミステリ作家クラブ 
  • 講談社
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本棚登録 : 67
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065164914

作品紹介・あらすじ

「ゴルゴダ」飴村行
「逆縁の午後」長岡弘樹
「枇杷の種」友井羊
「願い笹」戸田義長
「ちびまんとジャンボ」白井智之
「探偵台本」大山誠一郎

感想・レビュー・書評

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  • 毎年ノベルスで出ていた『ベスト本格ミステリ』が、装いを変え今回から文庫になった。序文で「手に取り易いようにした」と書かれているが、結局縮小したって事だよね。収録作品も6編しかなく、創刊からずっと読み続けていたのでとても寂しい。
    尤も、6編に絞り込んだとも言えるので、作品の質は高かった。大山誠一郎さんがベスト。短いページの中で多重解決のフーダニットになっていて、それぞれの解答が納得出来てしまうハイ・クオリティ。大好きだ。白井智之さんのグロさも凄いなあ。フナムシ大食い競技の中での殺人なんて、普段何を考えていたら思いつくのだろう?(^-^)

  • 面白かった

    本格とあったから密室とか?とおもったら、シンプルにどんでん返しミステリーだった。既読もあったし、読みづらくパスした作品もあったけど、冒頭2作は面白かった。満足。

  • 【収録作品】「ゴルゴダ」飴村行/「逆縁の午後」長岡弘樹/「枇杷の種」友井羊/「願い笹」戸田義長/「ちびまんとジャンボ」白井智之/「探偵台本」大山誠一郎 
     これが昨年の代表作…… それはないだろう。私がミステリファンでなかったら、本作を読んだあとにミステリを手に取ろうとは思わないかもしれない。

  • 『ちびまんとジャンボ』も本格?

  • 飴村行・長岡弘樹・友井羊・戸田義長・白井智之・大山誠一郎。今年の本格ミステリの王が一冊に!

  • 2021/07/28 08:10
    よく読んでたベスト本格ミステリーの2019年の文庫版なんだな。
    前のノベルズはもっと収録されてる本数が多かったから、面白いのに当たる可能性も高いし、逆に趣味に合わないものに会う確率も高いのだけれど、これは文庫版になって6篇だけになったから、さてどうかなと思ったが、とびきりのものはひとつもなかったけれど、5篇はそこそこ、ちびまんとジャンボという話だけ、ミステリとしては多分面白いのだろうけど、カメムシを食うだのゲロだの、読んでて気分悪くなる話だったので残念だった。
    中で1篇、時代劇のミステリがあるが、宮部みゆきも、まぁ、あれはミステリとは言わないのかもだが、書いてるように、割と合うんだな。

  • 2019年7月講談社刊。小説新潮2018年2月号飴村行:ゴルゴダ、オール讀物2018年3月号長岡弘樹:逆縁の午後、小説推理2018年9月号(双葉文庫特選THEどんでん返し)友井羊:枇杷の種、創元推理文庫恋牡丹戸田義長:願い笹、小説宝石2018年12月号白井智之:ちびまんとジャンボ、ジャーロNo.66(2018年12月)大山誠一郎:探偵台本、の6篇のアンソロジー。本格ミステリ作家クラブの年鑑アンソロジー2019年版。友井さんのみ既読。で、やはりこれが一番インパクトありました。

  • 2019.10.4読了。

  • 2019/8/25(日曜日)

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著者プロフィール

飴村行 1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。デビュー第2作『粘膜蜥蜴』で第63回日本推理作家協会賞を受賞。特異な作品世界で注目を集める。著書に『粘膜兄弟』『粘膜戦士』『路地裏のヒミコ』『粘膜黙示録』『ジムグリ』など。

「2018年 『粘膜探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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