Op‐オプ‐ 夜明至の色のない日々(2) (イブニングKC)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065179277

作品紹介・あらすじ

フリーの保険調査員・夜明至(よあけいたる)、バツイチやもめの38歳。持ち込まれるのはやっかいな依頼ばかり。そんな夜明のもとに舞い込んだのは、撮影中の火災事故で亡くなった人気映画監督・皆川賢吾の保険調査依頼。感情が“色”で見える居候少年・玄(くろ)を伴い調査を進めるが、次第に皆川を取り巻く映画業界の複雑な人間関係が浮かび上がってくる。「事故」か「自殺」か「殺人」か――夜明が導き出す真実とは? 希代のストーリーテラー・ヨネダコウが描く話題沸騰の新感覚ミステリー第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった

  • 可愛いぞ、少年!

  • 2巻が読めてうれしい。
    人の感情が色で視えたとしても人それぞれ感情は複雑で一色では現せない。色で視えることだけでは決め付けることはできない。そういうお話でした。おもしろい。
    夜明の過去が垣間見え、クロの抱える重い過去に劣らずヘヴィーそう。
    二人の過去は絡めて一つの話として描かれるのだろうか。
    重くて読むのがちょっと怖い。

  • 読了。少し難しかった。

  • センセのBLじゃない作品。元刑事で、バツイチで、無痛症という保険調査員、夜明至に保険会社から死亡原因の調査が依頼されることから、意外な真実が暴かれていく…というミステリーの2巻目です。

    今回は撮影中に亡くなった人気映画監督の火災事故をめぐる話でした。
    …てか、夜明の大学時代の回想シーンが最初の方にあって、色々な過去情報にそうだったのね~!!となりました。
    刑事になる前は、バイトで探偵やってたとか…!元嫁の倫子さんがミス医学部でキャバ嬢のバイトしていたワケアリなこととか、若い行政とか!!
    過去のことから明らかになる人間関係など、細かい所まで読みどころ満載で、そこにも事件との関連性があったりするところがさらに面白味を増すストーリー展開でした。

    1巻と同様に映画監督の火災事故の中に様々な伏線が張りめぐらされていて、複雑な話の流れの中できちんと回収されているのにもストーリーテラーとしての実力を感じました。ほんとにスキが無くて、こういうところがすごいです。
    辛い事件の中に、クロちゃんの恋物語が挟まれていてめちゃくちゃ和みました!進撃の巨人ネタもあったりして、笑えるところがあるのも好きです。

    事件自体は大変辛く切ないものがありました。妻や娘に対する深い愛と、暗い疑念との葛藤で命を落としてしまった監督。でも、彼に対する妻の愛もまた揺るぎないものであったような気がします。重吉は未練があったかもだけど、回想シーンの15年待ってやっと光香にプロポーズして真っ赤に照れていた皆川を見ると、もうはっきりと結果がが出てたなと思っちゃうんですよね…
    それなのにね、あんなことになるとは。

    ちょっと暗めの結末でしたが、最後の交通事故調査依頼の話がよかったです。夜明、世間知らずの真面目な青年を救っていてステキでした。ポルシェ野郎は最低ですね。で、倫子さんのナイスフォローがあったと最後にわかるいいお話でした。

  • イブニング連載時に読んでいたものが単行本に。
    これは買い。

  • 人の感情が色で見える高校生男子を預かることになった保険調査員の男が不審な保険請求に関わる事件の背景を解いていくミステリ第2巻。今回は火災事故で亡くなった映画監督と家族をめぐるあれやこれや。面白かった。

  • 中身が濃い漫画だなー
    ----
    自分の命を守るのは
    他人の命を守るのと
    同じく義務でしょう
    ----
    というセリフ。
    その考えは今まで無かったので、はっとした

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