- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065186817
作品紹介・あらすじ
都下の山中で立てこもり事件が発生。犯人は人質の一人と刑事塔子の身柄の交換を要求するが。三度連続ドラマ化された人気シリーズ!
感想・レビュー・書評
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麻見和史『鷹の砦 警視庁殺人分析班』講談社文庫。
シリーズ第10弾。もしかしたらシリーズ最高傑作ではなかろうか。ストーリーはダイナミックに展開し、事件の真相に向かって二転三転、紆余曲折、ページを捲る手が止まらない。
都内で発生した殺人事件。被害者男性の交遊関係から被疑者が浮上し、如月塔子らは被害者を追い詰める。しかし、その被疑者は若い男女を人質に取り、山中にある化学肥料販売会社に立て籠る。あろうことか塔子は女性人質と交換で被疑者の人質となり……
窮地に陥りながらも、無事事件を解決した如月塔子は刑事としてまた一歩成長を見せるのだった。
本体価格780円
★★★★★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人質の身代わりに拉致されたのは、如月塔子だった。事件の真相が炙り出すある過去とは。
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一気読み
途中でやめれなかった -
けっこうドキドキしました。もともと主人公の設定が好みではなかったですが、楽しく読むことが出来ました。
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2020.2.24読了
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シリーズ第10弾。
立てこもりからのスピーディーな展開にページをめくる手がとまらない。
真相や解決に好みは分かれそうだ。個人的にこの解決はあまり好きではない。 -
いつもは事件の始まる前から始まる物語が、すでに事件に取り掛かっている所から始まる。
これまでより少し成長したような印象を受ける如月。
今回の話は標題の「鷹」から想像する通り鷹野さんの物語でした。 -
2022/10/12-10/15