- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065191668
感想・レビュー・書評
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最後に向かって尻窄み。
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こういう胸糞悪いの大好物。
A=Bなのかって展開、全然読めてなくてよかった(勘がいい人はわかるんだろうけど(笑) -
一気に読破。
空気や環境に流される人間の弱さが悲しい。
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最後はあっと驚く展開になると期待していたのにただ後味の悪い話だった
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胸がひたすら嫌な感じに。これが狙いなら流石。人物を錯誤させるのはなる程、となるが、最後が意外にアッサリ憑き物が落ちてしまうので物足りなさも。しかし、一気に読んでしまう密室感は凄い。
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恐るべきホラーサスペンス。なんか現実にもこんな事件ありましたけどね……なぜそんなことになってしまうのだろう、と不思議に思いますが。そりゃあこんな状態のところに放り込まれたら、まともに考えることなんてできなくなってしまって当然なのかも。
自分で手を下すことはないにもかかわらず、恐怖で人を支配する恐るべき女と、その女に囚われた家族。あまりに異常な状況下で逆らうことすらできず、怯えながら生きる人たち。とっとと逃げればいいのに、と思ってしまうけれど。こんな状態だと思考停止に追い込まれてしまうのでしょうね。物理的暴力はもちろん嫌だけれど、このような精神的な暴力の方が堪えるのかも。
そして、その家に囚われた初恋の女性を救おうと奮闘する一人の男。どちらかといえば弱々しく、誰にも頼れず、武器になるものを何も持たず、それでも彼女への想いだけで尽力する彼は、なんとも危なっかしくて。応援したくなります。果たして彼は無事に彼女を救い出すことができるのか、というよりそもそも彼自身が無事でいられるのかどうか、気にかかる展開でぐいぐい読みましたが。
……これ以上はやめておきましょう。最後の最後までとにかく醜悪な物語。こんな相手に一生出くわさないことを祈ります。 -
なかなかに異常な環境。この後どうなったのか…。優子みたいなやつのいる他2軒はどうなるんだ?!