人事のカラスは手に負えない(2) (BE LOVE KC)

著者 : 大谷紀子

• 講談社 (2020年10月13日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの会社は、誰の味方ですか－－!？

飲料メーカーの人事部で働く布田潤（28）のもとへ、初めての後輩・烏山千歳（25）－通称カラス－がやってきた。やることなすこと、すべてがナナメ上のカラスに「社員を大事にできない会社なんて潰れてしまえばいい」とボディーブローをかまされ、布田はカラスとともに、会社を誰もが自由に羽ばたける場所に変えていく!!　サマーインターン、採用HPと採用活動が始まるなか、布田とカラスの関係にも変化が…!? その好意は“社内恋愛”それとも“セクハラ”!? 知っているようで意外と知らない人事部のお仕事、ご覧に入れます!!

感想・レビュー・書評

[chokusunaさんの感想 · 2020年11月5日]

サマーインターン、採用ホームページと戦隊もの、味方のおじさんと偽彼氏での撃退、管理職任用と現場にいたい気持ち。人事部の二人を中心に会社内の様々な課題を解決していくシリーズ二作目。相変わらずカラスのバックボーンは謎のまま。どういう人性を辿ってこういうキャラになり、オーマエに入ったのか、と。「働く人の価値観が多様化していくなら会社もまた変わらなければなりませんよね」

著者プロフィール

2014年に「BE・LOVE」で『すくってごらん』（全3巻）を連載開始。その他の著作に、葬儀社を舞台にした人間ドラマ『おとむらいさん』、池井戸潤原作の『空飛ぶタイヤ』（上下巻）など。ドラマの構成力と高い画力、迫力ある画面作りが高く評価される。

「2021年 『人事のカラスは手に負えない（4）』 で使われていた紹介文から引用しています。」